高田ひかるが準優３号艇で初日の雪辱期す！　平和島ヴィーナスシリーズ

　平和島ヴィーナスシリーズ（4月15日～20日開催）は18日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。準優勝戦のメンバーが決まった。

＜平和島 5日目 10R 準優勝戦＞
1号艇　堀之内紀代子（岡山） 通算81優出7V
2号艇　浜田　亜理沙（埼玉） 通算39優出3V
3号艇　高田　ひかる（三重） 通算27優出4V
4号艇　山下　　友貴（静岡） 通算30優出6V
5号艇　後藤　　美翼（東京） 通算7優出1V
6号艇　宮本　　紀美（東京） 通算64優出2V

＜平和島 5日目 11R 準優勝戦＞
1号艇　田口　　節子（岡山） 通算213優出65V
2号艇　永井　　聖美（東京） 通算110優出20V
3号艇　櫻本　あゆみ（群馬） 通算29優出2V
4号艇　渡邉　真奈美（東京） 通算4優出0V
5号艇　大橋　栄里佳（福岡） 通算8優出0V
6号艇　山崎　小葉音（群馬） 通算0優出0V

＜平和島 5日目 12R 準優勝戦＞
1号艇　原田　　佑実（大阪） 通算25優出2V
2号艇　清水　　沙樹（東京） 通算26優出6V
3号艇　倉持　　莉々（東京） 通算12優出1V
4号艇　大豆生田　蒼（埼玉） 通算14優出1V
5号艇　樋口　由加里（岡山） 通算55優出5V
6号艇　大橋　　由珠（東京） 通算1優出0V

　準優10Rのカギは何といっても3号艇の高田ひかる【冒頭の写真】だ。今期3コースは16戦8勝で1着率50％。得意の3カド作戦でまくり一撃を狙ってくるだろう。

　高田は今節初日のドリーム戦で3号艇だったが、ピット離れで遅れたのが響いてスローの4コース発進となり、コンマ34の6番手スタートと立ち遅れて6着に終わっている。見せ場なく敗れたドリーム戦から4日、今度こそ3カドまくりでファンの期待に応えたいところだ。

　準優11Rは2号艇の永井聖美に注目したい。5･1･2･1･2･1･3着で予選5位に入る活躍。2日目に5コース抜き、3日目に5コースまくり、4日目に2コースまくりで1着を奪うなど久々に永井らしいキレ味鋭い走りを連発している今節だ。2017年6月の桐生男女ダブル戦を最後に優出から遠ざかっている永井が、約4年10カ月ぶりの優勝戦進出なるか。

　なお6号艇の山崎小葉音は1･6･4･2･4･3着で予選17位に入ってデビュー初準優出。今節ここまで6走でゼロ台スタート5本を決めており、準優でもどんな踏み込みを見せるのか楽しみだ。

　準優12Rは2号艇の清水沙樹がポイントになるだろう。2･2･1･2･1･1･2着のオール2連対で予選6位通過。もし不良航法の減点10がなければ悠々と予選トップ通過できる成績だった。今期勝率も今節開幕時点の5.95から6.11まで大幅にアップ。A1級復帰へ望みをつないでいる。この準優は今年4回目の優出と、A1級勝負駆けを兼ねた大一番。予選1位通過の原田佑実とどんな勝負を演じるのか目が離せない。