3コース大暴れの宮島LAS　3日目も佐々木裕美や薮内瑞希ら3号艇注目

　ボートレース宮島での「G2第9回レディースオールスター」（5月7日～12日開催）は8日、2日目が終了した。守屋美穂（岡山）が1･1･1着の開幕3連勝で予選首位を快走。予選2位には1･1着で開幕2連勝の戸敷晃美（福岡）、予選3位には3･1･1着の西橋奈未（福井）がつけている。

　さてシリーズ序盤を終えた宮島レディースオールスター（LAS）だが、ここまでの全24レースのコース別成績は、1コース10勝、2コース3勝、3コース8勝、4コース3勝、5･6コース0勝という内訳。3コースが初日4勝、2日目4勝で計8勝と大暴れしている。

　3日目以降もこの流れが続きそうな気配十分。3日目各レースに3号艇で登場する選手は以下のとおり。

1R　三浦　永理　今年3コース1着率14％
2R　細川　裕子　今年3コース1着率29％
3R　宇野　弥生　今年3コース1着率25％
4R　浜田亜理沙　今年3コース1着率24％
5R　渡邉　優美　今年3コース1着率40％
6R　薮内　瑞希　今年3コース1着率23％
7R　佐々木裕美　今年3コース1着率0％
8R　大久保佑香　今年3コース1着率20％
9R　野田なづき　今年3コース1着率7％
10R 中谷　朋子　今年3コース1着率8％
11R 長嶋　万記　今年3コース1着率13％
12R 日高　逸子　今年3コース1着率5％

　まず注目したいのは7R3号艇の佐々木裕美(山口44歳)【冒頭の写真】だ。今年3コースは7戦0勝で1着率0％。7走の成績は2･2･2･2･2･2･2着ですべて2着という珍しい状態になっている。大崩れしない安定感は抜群で、前期3コース2連対率は77％で女子1位の数字。今節も赤いカポックでその力を見せるのか。今節ここまで5･6･3着で予選43位と出遅れているだけに、3コース今年初1着を奪って予選突破に望みをつなぎたいところだ。

　そのほかにも今年3コースで5勝をマークしている細川裕子と宇野弥生や、3コースまくり差しが十八番の三浦永理、今年3コース4勝の浜田亜理沙と渡邉優美、女子屈指のセンター巧者として名高い中谷朋子など、3コースで勝ち切れる選手がズラリと並んでいる。

　侮れないのは6R3号艇の薮内瑞希(岡山28歳)【写真上】か。前期3コース2連対率は60％で女子4位タイの好成績だ。今年に入ってからは1月の尼崎戦で3コースまくり差し（3連単6560円）、3月の常滑戦で3コースまくり（3連単1万3030円）、3月の尼崎戦で3コース差し（3連単6870円）と、自在な攻めで3コース3勝を挙げて好配当を連発している。

　8R3号艇の大久保佑香も楽しみだ。今年3コースは20戦4勝で1着率20％の好成績。前節の丸亀一般戦では3コースまくり差しでインの下條雄太郎を破って3連単1万9200円を出している。