丸亀はイン三浦永理がオール2連対V　女子賞金ランキング7位に浮上　

　ボートレース丸亀(ナイター)のオールレディース（3月18日～24日開催。20日は中止）が終了した。優勝戦は1号艇の三浦永理（静岡41歳）【写真3枚】が逃げ切った。インからコンマ11のトップスタートだった。2着には2号艇の廣中智紗衣（東京）、3着には3号艇の守屋美穂（岡山）が入り、3連単は1-2-3で1000円の3番人気決着。

　勝った三浦は昨年9月の浜名湖男女ダブル戦以来となる優勝で通算40V。丸亀では初優勝となった。レース後には「ホッとしました。調整はあまり合ってなかったですね。ターンもちょっと失敗、差されてました。やっちゃったな、と思いました。でも優勝できたので、これからは丸亀のことを好きになります」と語っていた。

　今節の三浦は2･1･1･1･1･2･1･2･1･1着で10戦7勝のオール2連対V。圧巻のピンラッシュを演じ、この7日間で約236万円（優勝賞金110万円）の賞金を獲得した。今年の女子賞金ランキングは今節開幕時点で9位だったが、1017万円で7位まで浮上している。

　三浦は昨年、女子賞金ランキング6位でクイーンズクライマックスに出場。8年ぶりのベスト12入りだった。今年もここまで7節走って5優出1Vと好調を維持。2年連続6回目のクイーンズクライマックス出場に向けて視界良好だ。

　廣中智紗衣は優勝戦2着。賞金77万円を獲得して女子賞金ランキング11位まで上がってきた。廣中は2月末の時点で女子賞金ランキング27位だったが、3月に入って津男女ダブル戦で優勝、今節の丸亀オールレディースで優出2着と2節連続優出の大活躍。一気にベスト12圏内に入ってきた。廣中はまだクイーンズクライマックス出場歴がなく、意外にもまだレディースチャレンジカップ出場歴もない。今年はマネーバトルを沸かせる存在となってくるのか。

　清埜翔子は無念の優勝戦6着。それでも今年の女子賞金ランキングは今節開幕時点の15位から10位まで上昇してきた。清埜は昨年レディースチャレンジカップ初出場を果たしており、今年はクイーンズクライマックス初出場をめざすのみ。上々の滑り出しを見せている2024年シーズンだ。


【2024年女子賞金ランキング】（3月24日終了時点）
1位　遠藤　エミ 13,835,000円
2位　守屋　美穂 13,360,000円 （丸亀優勝戦3着）
3位　宇野　弥生 10,929,000円
4位　平山　智加 10,791,866円
5位　渡邉　優美 10,502,000円
6位　浜田亜理沙 10,462,000円
7位　三浦　永理 10,170,000円 （丸亀優勝戦1着）
8位　川野　芽唯　8,682,982円
9位　海野ゆかり　8,619,000円
10位 清埜　翔子　8,228,000円 （丸亀優勝戦6着）
11位 廣中智紗衣　8,051,000円 （丸亀優勝戦2着）
12位 香川　素子　7,692,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 細川　裕子　7,672,000円
14位 田口　節子　7,632,000円
15位 西橋　奈未　7,566,000円
16位 大瀧明日香　7,468,000円
17位 松尾　夏海　7,329,000円
18位 西岡　成美　7,301,000円
19位 平高　奈菜　7,070,500円
20位 藤原　菜希　6,935,000円 （丸亀優勝戦5着）
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37位 山川美由紀　5,585,000円 （丸亀優勝戦4着）