戸田女子戦の初日12Rは1号艇が5連敗中　浜田亜理沙が難関に挑む

　ボートレース戸田のオールレディース（10月28日～11月2日開催）が28日に開幕する。現A1勢からは日高逸子（福岡）、大瀧明日香（愛知）、宇野弥生（愛知）、三浦永理（静岡）、浜田亜理沙（埼玉）が参戦。そのほかにも海野ゆかり（広島）、香川素子（滋賀）、金田幸子（岡山）、前田紗希（埼玉）らが登場し、戸田の狭水面で熱戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rの「ウインク選抜」。ダブルドリームの前半戦として行われる。

＜戸田 初日 12R ウインク選抜＞
1号艇　浜田亜理沙（埼玉）今期1コース1着率64％
2号艇　宇野　弥生（愛知）今期2コース1着率30％
3号艇　海野ゆかり（広島）今期3コース1着率25％
4号艇　金田　幸子（岡山）今期4コース1着率4％
5号艇　深川麻奈美（福岡）今期5コース1着率2％
6号艇　谷川　里江（愛知）今期6コース1着率0％
　※()内は支部

　1号艇に座るのは浜田亜理沙(埼玉35歳)【冒頭の写真】だ。今期インは33戦21勝で1着率64％と上々の成績。地元の期待に応えて勝ち切りたい。

　ただ一筋縄ではいかないのがイン受難の戸田水面だ。最近の当地女子レースを近い順に振り返ると、2022年11月の戸田ヴィーナスシリーズでは初日12Rでインの土屋南が3着に敗れて3連単5-4-1（4万8550円）、同年5月の戸田オールレディースでは初日12Rでインの香川素子が5着に敗れて3連単4-5-2（4760円）、さらに同年2月のヴィーナスシリーズでは初日12Rでインの山川美由紀が2着に敗れて3連単4-1-5（8380円）、2021年5月のオールレディースでは初日12Rでインの遠藤エミが転覆を喫して3連単4-5-2（1万3150円）、同じ2021年3月のオールレディースでは初日12Rでインの小野生奈が2着に敗れて3連単3-1-5（5730円）となっており、当地オールレディース・ヴィーナスシリーズでは初日12Rでインが5連敗中だ。今節は浜田亜理沙がこの難関をいかに突破するのか。

　侮れないのは2号艇の宇野弥生(愛知37歳)【写真上】だ。今期2コースは20戦6勝で1着率30％の好成績。また今節手にしたモーター54号機は2連対率3位の好素性機なだけに、どんなパワーを見せるのか注目しておきたい。

　そのほかにも3コース巧者の海野ゆかりや、戸田オールレディース優勝2回を誇る金田幸子など好メンバーが登場。波乱の可能性は十分にありそうだ。