A1級キープへ崖っぷちの堀之内紀代子チルト3度で局面打開か　平和島

2023.10.17

　ポートレース平和島のオールレディース（10月16日～21日開催）は17日、2日目が終了した。2日目メインカードの12R「ヴィーナスドリーム」は1号艇の平山智加（香川）がコンマ21と最も遅いスタートながらもインから届いて逃げ切った。2着に3号艇の日高逸子（福岡）、3着に4号艇の櫻本あゆみ（群馬）が入り、3連単1-3-4で1490円の4番人気決着。ダブルドリームは初日も2日目も3連単1-3-4となった。

　さて10月も半ばを過ぎ、2024年前期級別審査期間（2023年5月1日～10月31日）は残りあと2週間に。級別勝負駆けが大詰めに入ってきた。

　今節出場メンバーのなかでA1級ボーダー（現在6.15付近）にいるのは、日高逸子（勝率6.30）、廣中智紗衣（勝率6.23）、山川美由紀（勝率6.20）、大瀧明日香（勝率6.11）、堀之内紀代子（勝率6.08）といった顔ぶれだ。

　このなかで気になるのは堀之内紀代子【冒頭の写真】だ。今節ここまで4･6･5･4着で予選31位とまさかの大苦戦。今節開幕時点で6.20だった今期勝率が6.08まで下がり、A1級キープに黄信号がともり始めた。今節手にしたモーター64号機は2連対率28.3％で、今節使用46基中44位タイという低勝率機。立て直しが急務だ。

　3日目は7R6号艇の1回走りで登場。初日2走はチルト0度、2日目2走はチルト-0.5度で戦って結果を残せなかっただけに、3日目は作戦を変えてくる可能性は十分だろう。大外枠でチルト3度を見せるのか注目だ。