江戸川巧者の田口節子と寺田千恵が初日12Rの1・2号艇で対決

　江戸川ヴィーナスシリーズ（9月24日～29日開催）が24日に開幕する。A1勢からは寺田千恵（岡山）、田口節子（岡山）、細川裕子（愛知）、平高奈菜（香川）、喜井つかさ（岡山）、浜田亜理沙（埼玉）の6人が参戦。そのほかにも平田さやか（東京）、落合直子（大阪）、塩崎桐加（三重）、藤原菜希（東京）、清埜翔子（埼玉）らが登場し、波乗りの技を競い合う。

　初日のメインカードは12Rの「江戸川選抜」。A1級6人が激突する。

＜江戸川 初日 12R 江戸川選抜＞
1号艇　田口　節子（岡山）今期1コース1着率79％
2号艇　寺田　千恵（岡山）今期2コース1着率13％
3号艇　平高　奈菜（香川）今期3コース1着率0％
4号艇　細川　裕子（愛知）今期4コース1着率20％
5号艇　浜田亜理沙（埼玉）今期5コース1着率13％
6号艇　喜井つかさ（岡山）今期6コース1着率0％
※()内は支部

　1号艇で登場するのは田口節子【冒頭の写真】。今期インは19戦15勝で1着率79％の好成績だ。前節の児島ヴィーナスシリーズでは2日目のドリーム戦1号艇で3着に敗れ、3連単3万円台の高配当を献上しただけに、今節は期待に応えてきっちり勝ち切りたい。

　田口は江戸川通算6優出1Vの実績。2014年に江戸川オールレディースで優勝している。当地最近8節で6優出をマークしており、優出を逃した2節はフライングによる賞典除外と転覆による負傷帰郷。無難に走り切れば必ず優出していることになる。女子屈指の江戸川巧者といえる田口が、今節もV争いを引っ張る存在になる可能性大だろう。

　2号艇は寺田千恵【写真上】。前々節の桐生オールレディースで優出2着、前節の児島ヴィーナスシリーズで優出6着に入るなど近況リズムを上げてきた。

　寺田も江戸川通算6優出1Vをマークしており、当地4節連続優出中と江戸川好相性。波乗りの技術の高さは言うまでもなく、今節の有力なV候補の1人だ。

　寺田と田口はともにクイーンズクライマックス出場ボーダー付近にいる状態で、今年の女子賞金ランキングは寺田が11位、田口が12位という位置。今節は大きな賞金の上積みを果たしたい一節になる。