地元勢は守屋美穂ら9人が準優出　優勝戦ピット独占かも　児島ヴィーナス

　児島ヴィーナスシリーズ（9月12日～17日開催）は15日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。16日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。

＜児島 5日目 10R 準優勝戦＞
1号艇 竹井　奈美（福岡）通算78優出9V
2号艇 寺田　千恵（岡山）通算338優出72V
3号艇 刑部亜里紗（静岡）通算0優出0V
4号艇 山下　友貴（静岡）通算33優出6V
5号艇 黒明　花夢（岡山）通算0優出0V
6号艇 樋口由加里（岡山）通算59優出5V
※()内は支部

＜児島 5日目 11R 準優勝戦＞
1号艇 田口　節子（岡山）通算227優出69V
2号艇 金田　幸子（岡山）通算100優出14V
3号艇 勝浦　真帆（岡山）通算7優出0V
4号艇 喜多須杏奈（徳島）通算10優出0V
5号艇 土屋実沙希（静岡）通算19優出2V
6号艇 平高　奈菜（香川）通算133優出33V

＜児島 5日目 12R 準優勝戦＞
1号艇 守屋　美穂（岡山）通算121優出30V
2号艇 薮内　瑞希（岡山）通算4優出0V
3号艇 高憧　四季（大阪）通算10優出1V
4号艇 西岡　育未（徳島）通算1優出0V
5号艇 福島　陽子（岡山）通算56優出3V
6号艇 関野　　文（大阪）通算9優出0V

　地元の岡山支部から9人が予選を突破。準優18メンバーの半分を占めることになった。しかも偶然にも10Rに3人、11Rに3人、12Rに3人とうまく分散。優勝戦ピット独占も夢ではなくなってきた。

　10Rには寺田千恵、黒明花夢(岡山支部23歳)【写真上】、樋口由加里が登場する。なかでも注目は5号艇の黒明だ。3日目終了時点で予選25位だったが、4日目に4コースまくりと3コース差しで連勝を飾って逆転の勝負駆け成功。5･5･4･1･1･1着で予選15位に入ってデビュー初準優出を果たした。黒明にとって2連勝さえ自身初、3連勝はもちろん自身初だった。絶好調の黒明が準優初挑戦でどんな走りを見せるのか目が離せない。

　11Rは田口節子、金田幸子、勝浦真帆が内枠に並んだ。展開のカギを握るのは3号艇の勝浦か。今節手にしたモーター58号機は3月のヴィーナスシリーズで孫崎百世が優出3着に入った注目機。5月のGWレースでは勝浦自身も乗った経験があるモーターだ。約4カ月ぶりに58号機と再タッグを組み、今節ここまで6走で展示1番時計4本と舟足軽快。赤いカポックで攻め込む展開に持ち込みたい。

　12Rは守屋美穂(岡山支部34歳)【冒頭の写真】が1号艇で登場する。2･1･3･1･2･2･2･1着のオール3連対で予選をトップ通過。優勝に向けて突き進んでいる。今節すでにイン戦が2回あったが、初日12Rではコンマ10のトップスタートで逃げ、4日目12Rでもコンマ08のトップスタートで逃げ切っている。準優でも鉄壁の走りを見せて優勝戦ポールポジションを確保するのか。