初日ドリーム戦は長嶋万記と三浦永理の静岡91期コンビ対決　浜名湖ヴィーナス

　浜名湖ヴィーナスシリーズ（8月29日～9月3日開催）が29日に開幕する。A1勢からは岩崎芳美（徳島）、長嶋万記（静岡）、三浦永理（静岡）、浜田亜理沙（埼玉）、渡邉優美（福岡）が参戦。そのほかにも池田浩美（静岡）、藤原菜希（東京）、大山千広（福岡）、土屋南（岡山）らが登場し、サマータイムレースで熱戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rのドリーム戦。以下のメンバーで争われる。

＜浜名湖 初日 12R ドリーム戦＞
1号艇 長嶋　万記（静岡）今年1コース1着率81％
2号艇 浜田亜理沙（埼玉）今年2コース1着率23％
3号艇 三浦　永理（静岡）今年3コース1着率19％
4号艇 岩崎　芳美（徳島）今年4コース1着率23％
5号艇 大山　千広（福岡）今年5コース1着率25％
6号艇 土屋　　南（岡山）今年6コース1着率4％
　()内は支部

　1号艇で登場するのは地元の長嶋万記(静岡42歳)【冒頭の写真】。今年インは43戦35勝で1着率81％という女子トップクラスの数字だ。圧倒的な人気を背負うドリーム戦になるだろう。

　ただ長嶋は6～7月に浜名湖オールレディースを走ったが、このときはインで3走して4･1･2着と苦戦。初日のドリーム戦ではイン戦4着に敗れて3連単6万円台の大穴を献上し、5日目の準優でもイン戦2着に終わっている。今節は地元ファンの前でイン鉄壁ぶりを見せたいところだ。

　対抗一番手には3号艇、地元の三浦永理(静岡40歳)【写真上】を挙げたい。三浦は今年3コースで27戦5勝の1着率19％。ただ今期（5月以降）に限ると12戦4勝で1着率33％まで跳ね上がる。

　三浦は前節の津レディースチャンピオンでは4日目に3コースまくり、5日目の準優で3コースまくり差しと、赤いカポックでキレ味抜群の走りを連発して優勝戦まで勝ち上がったのが記憶に新しい。近況勢いに乗っているだけに目が離せないところ。長嶋と三浦の静岡91期コンビがどんな勝負を演じるのか楽しみだ。

　ちなみに今年の優勝回数で女子トップは長嶋万記の6回、2位は浜田亜理沙の4回、3位は三浦永理の3回(ほかに2人)。その3人が好枠にずらりと並んでいる。