今年イン1着率83％を誇る長嶋万記がドリーム1号艇　徳山オールレディース2日目

　モーニングの徳山オールレディース（5月17日～22日開催）が開幕した。初日メインカードの12R「ドリーム戦1st」は1号艇の小野生奈（福岡）がイン逃げで快勝。2着に2号艇の香川素子（滋賀）、3着に3号艇の落合直子（大阪）が入り、3連単1-2-3で840円の2番人気決着となっている。

2日目の12Rでは「ドリーム戦2nd」が行われる。

＜徳山 2日目 12R ドリーム戦2nd＞
1号艇　長嶋　万記（静岡） 今年1コース1着率83％
2号艇　岩崎　芳美（徳島） 今年2コース1着率8％
3号艇　大瀧明日香（愛知） 今年3コース1着率18％
4号艇　今井　裕梨（群馬） 今年4コース1着率7％
5号艇　原田　佑実（大阪） 今年5コース1着率0％
6号艇　清埜　翔子（埼玉） 今年6コース1着率0％

　1号艇で登場するのは長嶋万記(静岡41歳)【冒頭の写真】だ。前節のびわこ一般戦で優勝するなど今年10節走って9優出5Vと近況絶好調。今年の女子賞金ランキングでも首位を独走している。

　その強さの要因の1つはイン戦で、今年インは30戦25勝の1着率83％という好成績だ。この30走でゼロ台スタートが15本と実に半分を占めている状態。コンマ10台が12本で、コンマ20以上はわずか3本しかない。安定したスタートを武器にイン速攻の白星を重ねている長嶋が、このドリーム戦でも他を寄せ付けずに逃げ切るのか注目だ。初日はセンターからのまくり差しで3着、2着と無難な船出だった。

　舟券のカギを握るのは6号艇の清埜翔子(埼玉31歳)【写真上】か。今節手にしたモーター51号機は2連対率4位の好素性機。これまで5節走って3優出をマークしているモーターだ。清埜は初日にイン逃げと3コースまくり差しで2連勝を飾る活躍。さっそくパワーを見せつけている。

　清埜は今年1月の徳山オールレディースでも"2日目12Rドリーム戦6号艇"に組まれており、このときは6コースから最内を差して2着に食い込む好走を見せていた。再び緑のカポックで舟券をにぎわす存在となってくるのか。