浜名湖は3日最終日　實森美祐が旋回力を生かしどこまで迫る!?

ボートレース浜名湖の「BTS富士おやま8周年記念」は、3日が最終日。
12R優勝戦は豪華メンバーとなった(下図参照)。
各選手の準優後のコメントは次のとおりだ。

1号艇 大山千広
「節間ずっと行き足から伸びに特徴があったが、準優はさらにアップしていた」

2号艇 徳増秀樹
「ワースト機を立て直せた。準優は行き足がかなり良かったが、ここまでかと…」

3号艇 福田宗平
「準優メンバーの中では劣勢感があった。プロペラ中心にいろいろ試してみる」

4号艇 實森美祐
「回ってから出口への舟足がいい。乗りやすいし好きな仕上がりになっている」

5号艇 三嶌誠司
「勝率以上の感触があり、出足も伸びもいい部類。スタートは勘と合っている」

6号艇 山崎　郡
「全体的な上積みがあり、準優が最も納得できる感じだった。このままいく」

「復帰を待っていてくれたファンのために元気な姿をみせます」と話したのは大山千広(福岡支部27歳)【写真上】。
2022年10月の丸亀一般戦で負傷し戦線離脱。治療・リハビリを経て蒲郡レディースオールスター（2023年2月）で復活した際のファンの声援が身に沁みている。
この2年ほどフライング禍にさいなまれてはいるが、弱腰なところが一切ない。今シリーズの平均スタートタイミングコンマ14に対し、「もう05くらいは踏み込みたい」と語っている。最善を尽くそうとする姿勢がファンの支持の源泉である。

そして、もうひとりの女子レーサー實森美祐(広島支部26歳)【冒頭の写真】の特徴は「旋回性」。
もともと高速ターンを誇る逸材の力量はトップクラスだが、それをサポートしてあまりある旋回後期の押しがある。
内側艇の動きに即応できる舟足でもあるだけに展開次第で出番がありそうだ。

女子レーサー2名に注目したい浜名湖最終日。優勝戦の締切予定時刻は午後5時10分である。