浜田亜理沙が蒲郡オールレディース優勝！　女子賞金ランク6位に浮上

　ナイターの蒲郡オールレディース（3月20日～25日開催）が終了した。優勝戦は4号艇の浜田亜理沙（埼玉35歳）【写真3枚】が制して高配当決着に。レース展開は、3号艇の塩崎桐加（三重）が3コースからまくって攻め、浜田が4コースから展開を突いて差し抜けた。2着には2号艇の永井聖美（東京）、3着には1号艇の長嶋万記（静岡）が入り、3連単4-2-1で1万9330円の38番人気決着となっている。

　勝った浜田は通算7回目の優勝。前節の大村男女ダブル戦に続く2節連続Vとなった。蒲郡ではこれが当地初優勝となっている。

　浜田はこの優勝で賞金120万円を獲得。今年の女子賞金ランキングは前日13位から6位へ浮上した。

　浜田はまだクイーンズクライマックス出場歴なし。最近2年はあと一歩の悔しい結果だった。2021年は10月末の時点で女子賞金ランキング14位の好位置につけていたものの、F休みでレディースチャレンジカップ出場を棒に振って無念の脱落。2022年は6月の多摩川ヴィーナスシリーズVと7月の津ヴィーナスシリーズVで女子賞金ランキング22位（同年10月末時点）でレディースチャレンジカップ初出場の切符をつかんだものの、予選では2、3着が精いっぱいで勝負駆けに失敗し、ベスト12入りを逃した。

　浜田は誰もが認める女子トップレベルの実力を持ちながら、これまではF禍なども多く賞金女王戦線で輝きを放つことはなかった。しかし今年はクイーンズクライマックス初出場へ機運は高まるばかりだ。まだクイーンズクライマックス出場者を1人も出せていない支部は埼玉と佐賀だけ。埼玉勢初のベスト12入りへ、一段と期待が高まる蒲郡オールレディース優勝となった。

【2023年女子賞金ランキング】（3月25日終了時点）
1位　長嶋　　万記 14,906,000円 （蒲郡優勝戦3着）
2位　渡邉　　優美 10,661,000円
3位　遠藤　　エミ　9,785,000円
4位　守屋　　美穂　9,314,000円
5位　宇野　　弥生　9,173,000円 （蒲郡優勝戦6着）
6位　浜田　亜理沙　8,742,000円 （蒲郡優勝戦1着）
7位　堀之内紀代子　8,455,000円
8位　倉持　　莉々　8,422,000円
9位　日高　　逸子　8,310,000円
10位 小芦　るり華　8,130,000円
11位 高田　ひかる　7,939,000円
12位 西橋　　奈未　7,817,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 中谷　　朋子　7,564,000円
14位 寺田　　千恵　7,510,000円
15位 川野　　芽唯　7,508,000円
16位 細川　　裕子　7,466,000円
17位 田口　　節子　7,199,000円
18位 中村　　桃佳　7,114,000円
19位 鎌倉　　　涼　6,960,000円
20位 藤原　　菜希　6,574,000円
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24位 塩崎　　桐加　6,121,000円 （蒲郡優勝戦4着）
64位 中里　　優子　4,336,000円 （蒲郡優勝戦5着）
81位 永井　　聖美　3,784,000円 （蒲郡優勝戦2着）