山口の新星・清水愛海が4連勝中の3コースで初優勝狙う！ 蒲郡ヴィーナスシリーズ　

　ナイターの蒲郡ヴィーナスシリーズ（9月25日～30日開催）は29日、5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。

＜蒲郡 最終日 12R 優勝戦＞
1号艇　田口　節子（岡山） 優出219回目、優勝66回
2号艇　鎌倉　　涼（大阪） 優出84回目、優勝20回
3号艇　清水　愛海（山口） 優出2回目、優勝0回
4号艇　滝川真由子（長崎） 優出20回目、優勝3回
5号艇　森岡　まき（岡山） 優出36回目、優勝2回
6号艇　宇野　弥生（愛知） 優出94回目、優勝17回
※()内は支部

　予選トップ通過の田口節子が準優でイン逃げを決めてポールポジションを獲得。4月の平和島ヴィーナスシリーズに続く今年2回目の優勝へ王手をかけた。今節の田口は10走でゼロ台スタート7本という驚異の踏み込みぶり。準優ではインからコンマ00のタッチスタートだった。優勝戦でどんなスリットを見せるのか注目だ。

　2号艇は鎌倉涼。前節の常滑ヴィーナスシリーズ（優出2着）に続く2節連続優出となった。鎌倉は今年の女子賞金ランキングが現在17位。クイーンズクライマックス出場をめざすためにも大きな賞金の上積みを狙いたい優勝戦だ。

　3号艇は山口支部22歳、127期の清水愛海(あみ)【冒頭の写真】。前々節の江戸川オールレディースでデビュー初優出(5着)を飾ったばかりだが、早くも自身2回目の優出を果たした。清水はデビューから間もなく丸2年になろうとしている。現在はB1級で勝率3.72だが、5月からの勝率は29日現在5.60で、来期は初Å2が見えているペース。今期3コースは23戦8勝の1着率35％という好成績で、現在3コースからは4連勝中と勢いに乗っている。デビュー初Vのチャンス十分だろう。

　4号艇は滝川真由子【写真上】。35歳になる9月30日の誕生日を、優勝戦で迎えることになった。2015年8月の丸亀レディースチャンピオン以来となる久々の優勝で誕生日に花を添えるのか。

　5号艇は森岡まき。優出は2018年10月の福岡オールレディース以来で約4年ぶりと意外にも久々だ。今期5コース3連対率50％をマークしているだけに舟券のカギになってくるかもしれない。

　6号艇は地元の宇野弥生。昨年の蒲郡ヴィーナスシリーズ覇者が大会2連覇に望みをつないできた。宇野は今年の女子賞金ランキングが現在23位で、G2レディースチャレンジカップ出場ボーダーのわずかに下。1つでも前の順位でゴールしたい優勝戦になる。