２日目ドリームは得点ゼロから再発進の清水沙樹が逆襲！　宮島ヴィーナスシリーズ

　宮島ヴィーナスシリーズ（3月13日～18日開催）が開幕した。初日メーンカードの12R「ドリーム1st」は1号艇の海野ゆかり（広島）がインから逃げ切って快勝。2着に4号艇の渡邉優美（福岡）、3着に2号艇の三浦永理（静岡）が入り、3連単1-4-2で1780円の4番人気決着となっている。

　さて2日目のメーンカードは12Rの「ドリーム2nd」。ダブルドリームの後半戦として行われる。

＜宮島 2日目 12R ドリーム2nd＞
1号艇　鎌倉　　涼（大阪） 今期1コース1着率54％
2号艇　櫻本あゆみ（群馬） 今期2コース1着率13％
3号艇　清水　沙樹（東京） 今期3コース1着率17％
4号艇　浜田亜理沙（埼玉） 今期4コース1着率0％
5号艇　中川　りな（福岡） 今期5コース1着率0％
6号艇　實森　美祐（広島） 今期6コース1着率0％
※()内は支部

　1号艇で登場するのは鎌倉涼【写真上】だ。今期インは11戦6勝で1着率55％と鎌倉らしからぬ低い数字。前々節の唐津オールレディースでは初日ドリーム戦1号艇でフライングをしているだけに、今節は雪辱のイン逃げを決めてファンの期待に応えたいところだ。鎌倉は昨年8月に宮島オールレディースで優勝したばかり。当地2節連続Vを目指す戦いに注目だ。

　対抗1番手には3号艇の清水沙樹【冒頭の写真】を挙げたい。清水は初日3･5着に終わり、しかも不良航法で減点10を喫する苦しい展開に。初日を終えて得点率0.00で44位の最下位スタートとなってしまった。

　清水が今節手にしたモーター72号機は2連対率4位の好素性機。快速パワーが魅力で、前節乗った三宅健太は節間11走で8本も展示1番時計をマークしていた。この注目機を引き当てた清水は、前検で断トツの最速タイムを出すと、初日2走とも展示1番時計をマークする韋駄天ぶり。着順こそ3･5着と振るわなかったが、2014年に宮島でヴィーナスシリーズ優勝を果たすなど当地相性良好の清水が、2日目から怒涛(どとう)の巻き返しを見せるのか注目したい。