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(C)BOATRACE

「来年は実力も人気も1位に」と渡邉優美が待望の特別戦初V!びわこレディースオールスター

2024.02.26

 ボートレースびわこで開催されていた「G2第8回レディースオールスター」(優勝賞金460万円)は25日、最終日12Rで優勝戦が行われた。追い風3メートル、雨で、気温は5度のコンディション。1号艇の渡邉優美(福岡支部31歳)【写真5枚】が念願の特別戦タイトル初制覇となった。2着は宇野弥生、3着は守屋美穂。3連単1-2-6は2670円(11番人気)だった。

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 進入は枠なり3対3。フライング持ちの渡邉にとって、どこからでもスタート勘がつかめている2コース宇野弥生と互角にスリットへ踏み込めるか、が大きな鍵だった。しかしその一抹の不安は、どんな水面でも乗りこなしてきた自信が打ち消してくれた。3日目以降はチルト0で、1マークまでに他艇に伸びられないような仕上げ。加えて5日目までの出足、回り足をキープし、万全の態勢で臨めた。その結果がコンマ07のトップスタート。

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 こうなると他艇は手も足も出ない。3コース三浦永理のまくり差しは及ばず、2コースから差した宇野弥生、最内を突いた守屋美穂がバックストレッチ伸びたが、万事休す。しっかり先マイに成功した渡邉が終始リードを保ってVゴールを決めた。

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 勝った渡邉は「きょうはプロペラ調整ですごく良くなっていました。その分、だいぶスタートが速くてちょっと緊張しました。いつも先頭を走ってる時はタイムを出したいのですが、コンディションが悪いので冷静に走りました。ファンの方々の投票で出場できる大会ですし、優勝できて本当に良かったです。昨年、上の舞台(SG2節)を経験したので、今年はそこで結果を出せるようにしたい。弟子(神里琴音)に教えるのは苦手なので、こういった姿を見てもらえれば」と笑顔で答えた。レース後には水神祭が行われた。【写真下の左は魚谷香織、右は神里琴音】

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「ファンの皆さんに恩返しができていたら、うれしいです。また来年は、実力も人気も1位で走りたいと思っているのでよろしくお願いします」という表彰セレモニーでの挨拶には、ファンから大きな声援が飛んでいた。

 この後、渡邉はフライング休みを経て次走は3月28日からの蒲郡ナイター。特別戦タイトルホルダーとして、また1つ成長した渡邉の活躍から目が離せない。

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