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団体戦は紅白同点 個人戦は喜多須杏奈が女子2位の健闘 鳴門レディースVSルーキーズバトル

2024.01.29

 ボートレース鳴門(モーニングレース)での「第12回ボートレースレディースVSルーキーズバトル(1月27日~2月1日開催)は29日、前半3日間が終了した。3日目各レースの1着選手と団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。

1R 堀之内紀代子 1コース逃げ
2R 小林  孝彰 2コース差し
3R 高憧  四季 1コース逃げ
4R 濱野  斗馬 5コースまくり差し
5R☆香川  颯太 1コース逃げ
6R★赤井   睦 1コース逃げ
7R☆若林  樹蘭 1コース逃げ
8R★今井  美亜 1コース逃げ
9R☆垂水   悠 1コース逃げ
10R☆西岡  成美 1コース逃げ
11R☆島川  海輝 1コース逃げ
12R★西橋  奈未 1コース逃げ
※団体戦は5~12R。★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得。


 3日目はレディースが3点、ルーキーズが5点を獲得。3日間合計の団体戦ポイントは紅組・レディースが12点(初日7点、2日目2点、3日目3点)、白組・ルーキーズも12点(初日1点、2日目6点、3日目5点)で同点となっている。

 さてシリーズ前半戦が終了し、迎える4日目は個人戦の予選最終日。準優進出をかけた勝負駆けの一日になる。なお準優に進めるのはレディース・ルーキーズそれぞれの予選上位6人ずつ(計12人)となっている。

 3日目終了時点でのレディース予選上位は、1位が海野ゆかり(広島)、2位が喜多須杏奈(徳島33歳)【冒頭の写真】、3位が岩崎芳美(徳島)、4位が高憧四季(大阪)、5位が西橋奈未(福井)、6位が落合直子(大阪)。海野が3・3・1・2着で首位を快走している。

 健闘が光るのは地元の喜多須だ。3・2・1・2着で女子予選2位につけている。喜多須は昨年優出ゼロに終わるなど苦しい時期が長く続いているが、今節は2022年7月の蒲郡戦以来となる約1年半ぶりの優出へ期待が高まる内容。今節手にしたモーター38号機は前節の一般戦で佐藤隆太郎が優勝した注目機で、そのパワーを存分に発揮している。4日目は1R2号艇と11R6号艇で登場。まずは準優進出なるか、注目したい。

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 また激しさを増しているのがタイム争いだ。3日目3Rで高憧四季が1分45秒3の今節トップタイムを出すと、12Rでは西橋奈未(福井27歳)【写真上】がそれを上回る1分45秒2をマーク。新設のプレミアムG1「スピードクイーンメモリアル」の鳴門選考1位に躍り出た。

 ちなみに女子レーサーの1分45秒2というタイムは、最近5年間のなかでも渡邉優美が2021年10月に芦屋で出した1分44秒8に次ぐ2番目という好タイム。これを超える選手が現れるのか、残り3日間も目が離せない。

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