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多摩川ヴィーナス優勝戦はG2レディースCCの再戦に 守屋美穂と長嶋万記が対決!

2024.01.25

 ボートレース多摩川のヴィーナスシリーズ(1月21日~26日開催)は25日、5日目が終了した。準優勝戦はフライングが計4人(10R清水沙樹、11R中村かなえ・山田理央・山口真喜子)も出てしまう大波乱の展開に。激戦を勝ち抜いた6人が26日の優勝戦で覇を競う。

<多摩川 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 守屋 美穂(岡山)優出125回目、31V
2号艇 蜂須 瑞生(群馬)優出 6回目、1V
3号艇 長嶋 万記(静岡)優出154回目、42V
4号艇 土屋  南(岡山)優出 19回目、3V
5号艇 藤原 菜希(東京)優出 30回目、6V
6号艇 津田 裕絵(山口)優出 36回目、2V
※()内は支部

 予選1位の田口節子と予選2位の高田ひかるが準優1号艇で3着に敗れ、予選3位の清水沙樹は準優1号艇で痛恨のF。準優3個レースはいずれも2号艇が1着となり、予選4位の守屋美穂(岡山35歳)【冒頭の写真】、予選5位の蜂須瑞生、予選6位の長嶋万記が優勝戦内枠に並ぶことになった。

 守屋は2・1・3・2・4・2・1・1・1着でポールポジションを獲得。これで多摩川は2022年オールレディース(優勝)、2023年一般戦(優出2着)、2023年オールレディース(優出2着)、2023年クイーンズクライマックス(優出3着)に続く5節連続優出となった。

 守屋の「多摩川優勝戦1号艇」といえば、どうしても2020年レディースチャンピオンでイン戦2着に敗れたレースを思い出してしまう。ただ守屋はあのレース以降、当地イン戦は14戦13勝(1着率93%)という圧倒的な強さ。現在多摩川イン12連勝中と鉄壁を誇っている。悔しい敗戦を糧にして強さを身につけた守屋が、優勝戦でも盤石のイン逃走を見せるか。

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 侮れないのは3号艇の長嶋万記(静岡42歳)【写真上】だろう。準優で2コースまくりを決めてインの田口を破る快走を見せて勝ち上がってきた。

 1号艇に守屋、3号艇に長嶋といえば、思い出すのは昨年11月に三国で行われたG2レディースチャレンジカップ(LCC)の優勝戦。守屋がインからコンマ04のトップスタートで先マイしたのに対し、長嶋が3コースからコンマ05の好スタートでまくり差し一閃(いっせん)。鮮やかに抜け出して優勝を飾ったのが記憶に新しい。あれから約2カ月、再び白と赤のカポックで対戦する2人がどんな勝負を演じるのか目が離せない。

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