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大瀧明日香と坪井康晴がショート決戦を連勝スタート 蒲郡ナイター

2024.01.08

 ボートレース蒲郡の「日本財団会長杯争奪戦」が7日、10日までのショート決戦で開幕した。初日を振り返ると、オープニングは北西からの右横風。4Rで向かい風、5Rでは追い風に変わったが、ベースは右横風2~4メートルで行われた。

 決まり手は逃げが最多の6本、まくり、差し、抜きがそれぞれ2本ずつ。配当面は、11Rで4コースから冷静にさばいた大瀧明日香(愛知支部44歳)【冒頭の写真】が吉村誠に競り勝ち万舟券が飛び出した。大瀧は前半7Rの進入固定1枠も逃げ切り、「ターン回りは悪くないけど、伸びで幸田(智裕)選手とかいい人がいそう。回り過ぎていたので、そこを調整します」と連勝に気を良くしていた。予選ラストは2R6枠。得意のコーナーワークで追い上げるか。

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 初日連勝はもう1人。ドリーム戦を逃げ切った坪井康晴(静岡支部46歳)【写真上】だ。初戦の6Rではタッチスタート(コンマ01)で差し切った。スリット写真を見た坪井は「ツイてましたね」と苦笑い。「スリット付近が良くなったし、前検より大分上向きました」と上積みがあったことを強調していた。予選ラスト走は6R6枠だが、5枠が133期の西田和加だけに5コースがかないそうだ。

 2連対は岡崎恭裕、吉村誠、大須賀友、牧原崇、大澤大夢の5選手。その中では吉村の気配が光っている。吉村は「プロペラを自分の形にたたいて手応えはあります」とキッパリ。「行き足から伸びがいいですね。かかりもいいし、後はレースに集中するだけです」と優秀機の1つを上位クラスに仕上げている。予選ラスト走は進入固定7Rの1枠と気合の入る条件だ。

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 初日終了時点の18位タイには幸田智裕、後藤正宗、亀本勇樹が6.00で並び、直後には21位の長尾章平(5.50)22位の川島拓郎(5.00)がつけている。2節前の蒲郡では同条件の4日間開催が行われたが、準優ボーダーは6.33だった。それを参考にすると23位の高田ひかる(4.50)も2日目8Rで1着なら6.33まで押し上げることが可能だ。その高田ひかる(三重支部29歳)【写真上】は「初戦はチルトを0.5にしてスリットから出ていったし、伸びは良かったです。後半は前検と同じ0に戻したけど、19%の数字ほど悪くないです」と話した。絶好の1枠を生かして準優へ滑り込むか。

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