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レースリポート

(C)BOATRACE 竹井奈美

児島ヴィーナスシリーズきょう最終日! 優勝戦、ただ1人遠征の竹井奈美

2023.09.17

ボートレース児島の「ヴィーナスシリーズ第11戦 第13回クラリスカップ」はきょう17日が最終日。12Rが優勝戦だ。
圧倒的優位に立ち予選・準優と駒を進めてきたのが地元岡山支部の選手たち。ファイナルメンバーの中では竹井奈美(福岡支部34歳)【写真2枚】だけが遠征選手となった。

(C)BOATRACE

1号艇 守屋美穂「行き足から伸びがよく、ターン回りも問題ない」
2号艇 田口節子「乗り心地も舟足もきた。初動のかかりがテーマ」
3号艇 竹井奈美「バランスが取れて中堅クラス。乗り心地を重視」
4号艇 寺田千恵「行き足や出足系はいいが、スリット以降が弱め」
5号艇 金田幸子「出足寄りの仕上がりなので行き足をよくしたい」
6号艇 薮内瑞希「直線は普通だが、回り足がよくレースしやすい」

1号艇の守屋美穂が「スロースタートは見えている」といえば、2号艇の田口節子は鋭い旋回をイメージした調整を示唆。この両者が人気の中心となることは容易に想像がつく。

(C)BOATRACE 竹井奈美

これに対しチャレンジャーとなる竹井奈美は「行き足が軽くなった」とも語っている。
この行き足とは中間速のことで、軽くなったとは加速が速くなりスピードが上がりやすくなったことを指す。
元来、先攻めを得意とするタイプなだけにいい傾向だ。

長期の休みの影響で現在3期連続B2級だが、それまで17期連続A級、6期連続A1級をマークしている実力者は、今年5月1日以降の新期適用勝率を7.09としており、過去最高の7.21(2019年前期)に迫る勢いがある。

この優勝戦、得意のセンターまくりを基本に、展開に相応するまくり差し一撃が決まれば、2021年6月の江戸川オールレディース以来、通算10回目の優勝となる。正真正銘の復活劇だ。当然期待していいだろう。

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