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レースリポート

(C)BOATRACE 小芦るり華

津 第37回レディースチャンピオン8月1日開幕 攻める小芦るり華!

2023.07.31

「プレミアムG1第37回レディースチャンピオン」はあす8月1日に、ボートレース津で開幕する。きょう31日の前検日にモーター抽選が行われるが、地元解説でおなじみの淺香登さんは次の5基を推奨している。

(C)BOATRACE

津のモーターは昨年9月から使用されており数字で評価できるが、そのレースぶりなどから淺香登さんが「三拍子そろっている」と見立てている良機である。

中でも、60号機と61号機はダブルエース。「一貫してトップクラス!」と語る。
また、数字はないもののゴールデンウイーク戦以降大きく変化した53号機も評価できるという。

(C)BOATRACE 小芦るり華

こうしたモーター抽選とともに注目されるのが、昨年の丸亀レディースチャンピオン(予選42位)に続き、G1レース2戦目の小芦るり華(佐賀支部25歳)【写真2枚】。今年1月の徳山オールレディースでインから逃げてデビュー初優勝を飾るなど勢いがある。
「緊張で手が止まってしまいました。あんまり上手なターンじゃなかったです…」と優勝戦を振り返りつつ、「師匠に報告します!」と報道陣の質問に答えていたのが印象的だった。

その師匠とは、2022年12月の大村グランプリシリーズ戦で優勝した宮地元輝。体重との戦いをはじめ、相手構わぬ妥協なきコース取りなど果敢な走りを支持するファンは多い。
「見捨てず指導してくれた師匠の冨成謙児さんと、こんな僕についてきてくれる弟子の小芦るり華のおかげ。とくに小芦を指導することで自らを律し成長することができた」と、宮地元輝はグランプリシリーズ優勝後に語っている。志高き師弟のつながりは美しい。

フェンシングに打ち込んでいた高校時代に、ボートレーサーに憧れた小芦るり華のレースは攻め中心。その気持ちが前に出過ぎフライング多発も経験したが、今は1艇身の安定したスタートを決めるように変わってきている。
そして7月からの今期、初めてA1に昇格するなど実力はますますアップ中だ。

昨年の丸亀レディースチャンピオンではG1初勝利を挙げることができなかった小芦るり華だが、今は突き抜ける実力があるだけに大注目である。

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