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レースリポート

(C)BOATRACE 浜田亜理沙

連続優勝でリズムアップしている浜田亜理沙の躍進期待!

2023.03.27

2023年も3カ月が経過しようとしている。
26日現在の優勝回数のトップは白井英治と山口達也。ともに4回で並んでいる。
これに、毒島誠・前田将太・長嶋万記・吉川元浩・松田大志郎・徳増秀樹・桐本康臣・中村日向・柳生泰二・中辻崇人・豊田健士郎がV3で続いている。
賞金ランキングでは平和島のボートレースクラシックを制した土屋智則が首位。完全に抜け出した格好だ。

一方、女子レーサーでは優勝回数・賞金ランキングともに長嶋万記がリードしている。
バードアイ、つまり全体を俯瞰(ふかん)してみる視座をもつこと、ターン力を磨くため体幹を鍛えてきたことが実を結んでいる印象である。

(C)BOATRACE 浜田亜理沙

その長嶋万記を抑え、おととい25日に優勝したのが浜田亜理沙(埼玉支部35歳)【写真2枚】。
ボートレース蒲郡の「G3ガマゴリうどん杯争奪 オールレディース ガマの女王決定戦」ファイナルは、4コースから展開をとらえての差し切りだった。

「回転を外さないように調整をしっかりやっていきました。桐加ちゃん(塩崎桐加)が行ってくれると思っていました」と振り返ったように、3コースの塩崎桐加がトップスタートからまくりを放ったことで長嶋万記の旋回が乱れた。バックストレッチは浜田亜理沙、永井聖美、塩崎桐加で3艇並走となったが、浜田亜理沙が2マークを制し優勝。大村の男女ダブル優勝(イン逃げ)から連続Vを成し遂げている。

デビュー当時からポテンシャルの高さが評価されていたが、産休などもあり女子レーサーの第2集団的な存在となっていた浜田亜理沙。
しかし実力は本物。今期を含めA1を7期マークしているが、勝率は6点台後半が当たり前になっている。昨年11月から今年4月を対象期間とする来期適用勝率も6.67としているのだ。

この期間、コンマ16と1艇身の平均的スタートながら、発順は2.9。つまりレースで先手を打てる位置にいるのが勝負スタイル。高速ターンを武器に勝負強く戦う姿はファン信頼の的。次走は4月1日初日の住之江、「オールレディース第34回アクアクイーンカップ」の浜田亜理沙に期待したい。

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