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優勝戦2号艇強しの守屋美穂! 同支部・寺田千恵に挑む 宮島ヴィーナスシリーズ

2023.01.26

 宮島ヴィーナスシリーズ(1月22日~27日開催)は26日に5日目が終了。27日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<宮島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 寺田 千恵(岡山) 優出333回目、優勝72回
2号艇 守屋 美穂(岡山) 優出113回目、優勝27回
3号艇 海野ゆかり(広島) 優出266回目、優勝60回
4号艇 長嶋 万記(静岡) 優出139回目、優勝35回
5号艇 大瀧明日香(愛知) 優出129回目、優勝10回
6号艇 水野 望美(愛知) 優出31回目、優勝2回
※()内は支部

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 予選トップ通過の寺田千恵【写真上】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。1・1・3・2・3・1・1・2・1着のオール3連対で勝ち上がり、昨年11月の常滑オールレディース以来となる優勝に王手をかけた。

 寺田は昨年10月の宮島オールレディースで当地7回目の優勝を飾ったばかり。寺田にとって7Vという記録は芦屋と並んでレース場別最多タイの数字だ。女子屈指の宮島巧者が当地2節連続8回目の優勝を手にするのか。

 対抗1番手は2号艇の守屋美穂【冒頭の写真】だろう。守屋は最近2年間で優勝戦2号艇が4回あるが、その成績は1・1・2・1着という圧巻の強さ。2021年3月の児島ヴィーナスシリーズでは2コース差しでインの田口節子を破り、2022年2月の若松男女ダブル戦ではインの魚谷香織に対して2コースまくり一撃。直近の優勝戦2号艇は記憶に新しい2022年11月の児島オールレディースで、2コース差しを決めてインの浜田亜理沙を破っている。黒いカポックで次々と強豪を倒してきた守屋が、今回は寺田を相手にどんな戦いを見せるのか。

 ちなみに1号艇寺田、2号艇守屋という対戦は昨年2回あったが、9月の桐生オールレディースでは守屋が2コース差しで勝ち、11月の児島オールレディースでも守屋が2コース差しで勝っている。今回は先輩寺田が意地を見せるのか、それとも後輩守屋が三たび差し切るのか。目が離せない同支部対決だ。

 ただ3号艇には準優で3コースまくりを決めた海野ゆかり、4号艇には4節連続優出と好調な長嶋万記が入っており、中枠勢が一気に攻め切る可能性も。また、外枠にはアウトから展開を突くのがうまい大瀧明日香と水野望美の愛知勢が並んでおり、好カードになっている。

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