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レースリポート

(C)BOATRACE 倉持莉々

住之江クイーンズクライマックスシリーズ戦 倉持莉々が好スタート!

2022.12.27

クイーンズクライマックスシリーズ戦が26日、住之江で開幕したが、時間帯が通常のデイレースとやや異なっているので注意したい。
第1Rのスタート展示が11時10分と夏場の時間割に近い。また、12Rの締め切り予定時刻は17時40分。大阪のきょうの日没時刻は初日と同じ16時54分。ナイター照明がある住之江ならではのタイムスケジュールだ。

初日、ドリーム戦をインから逃げて制した落合直子は、「近況、乗りやすさを求めると力感が落ちる傾向にあるので、そこを考え整備・調整はガマンしました。ターン回りが良さそうで、1マークはいい感じに回れたと思います」と語っている。

「クイーンズクライマックスの12名に入れなかったんですが、逆にシリーズのほうで楽しんで貰えたなと思います」とシリーズリーダーとして大会をけん引する気構えである。

この落合直子を追うメンバーとして挙げられるのが初日2着・1着、あるいは1着・2着発進のメンバー。
清水愛海・中田夕貴・角ひとみ・倉持莉々である。

(C)BOATRACE 倉持莉々

そのうちの1人、倉持莉々【写真2枚】は、前半6Rで3コースから2着。
続く11Rは5コースから接戦に持ち込み勝利している。
前半を含め「操縦性や乗り心地はいいです」と公開勝者インタビューで答えている。

さらに、2022年はどんな一年でしたか?と聞かれ、「いろいろな経験ができたのと、ケガもあったりで、でもすごく濃くていい一年でした」と率直に語った。

選手生活8年目の今年は、1月徳山の男女ダブル優勝戦で自身初V。さらに、8月の福岡ヴィーナスシリーズでも優勝するなど勢いに乗っていた。
が、好事魔多し。
9月4日の鳴門ヴィーナスシリーズ優勝戦で落水。「左大腿強打で筋断裂。内出血がひどくて全治3週間」の負傷を負ってしまう。発言はそのことを指している。

(C)BOATRACE

11月6日、宮島で復帰すると、いつも通りのレースぶりをみせ周囲を安堵させていた倉持莉々。
さて、きょう27日の住之江、内枠となった6R(2号艇)と10R(1号艇)【上図参照】の2日目も好レースで得点率上位につけてくる可能性が高い。

(C)BOATRACE

きょうもボートレース公式YouTubeで、その模様が楽しめる。サッカー元日本代表の武田修宏さんを中心とした5人の個性あふれる予想が楽しみだ。

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