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終盤10〜12Rで大荒れの近況鳴門 中村桃佳ら逃走なるか ヴィーナスシリーズ

2022.09.01

 鳴門ヴィーナスシリーズ(8月30日〜9月4日開催)は2日目が終了した。堀之内紀代子(岡山)が1・3・1着で予選首位に浮上。予選2位には倉持莉々(東京)、予選3位には島田なぎさ(埼玉)がつけている。

 さて大会序盤の2日間を終えた鳴門ヴィーナスシリーズだが、目立つのは終盤カードでの波乱だ。初日は10〜12Rで3連単万舟券が3連発と大荒れになり、2日目も10〜12Rでインがまさかの3連敗。終盤カード10〜12Rはここまで2日間で計6レース行われてイン逃げが1本しか決まっていない。

 近況の鳴門はこの展開が続いている。当地前節の一般戦(8月20日〜24日、5日間開催)では、終盤10〜12Rの計15レースでイン逃げが7本(47%)にとどまり、3連単万舟券が4本出現。前々節のお盆レース(8月9日〜14日、6日間開催)にいたっては、終盤10〜12Rの計18レースでイン逃げの決まり手は7本(39%)しかなく、3連単万舟券が5本も出ている。

 荒れる鳴門の終盤カード。この展開が今節3日目以降も続くのだろうか。

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 9月1日の3日目、まず10Rは赤井睦(徳島)【写真上】が1号艇で登場。地元の意地を見せて逃げ切りたい。ただ2号艇に予選6位と好調な森世里(滋賀)、4号艇に予選8位の松本晶恵(群馬)、6号艇に予選首位の堀之内紀代子(岡山)と偶数号艇に好メンバーが入っており、どんな展開になっても不思議ではなさそうだ。

 続く11Rの1号艇は川野芽唯(福岡)。2号艇には予選2位の倉持莉々(東京)、3号艇には2連対率1位のモーターを駆る五反田忍(大阪)が入っており、こちらも混戦ムード漂う一戦だ。川野は前節の芦屋一般戦でイン戦が3回あったが6・2・5着に終わっている。イン連敗を3で止めたいところだが…。

 12Rの1号艇は中村桃佳(香川)【冒頭の写真】。今節ここまで2・6・4着で予選22位と苦しんでいる。それでも1号艇なら圧倒的な人気になることが予想されるだけに、勝ち切って期待に応えたい。果たして、どうなるか。

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