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4月30日が期末最終日 西村美智子と松尾夏海がA1級初昇格へ勝負駆け

2021.04.29

 びわこヴィーナスシリーズ(4月29日~5月4日開催)が開幕した。初日12Rのドリーム戦は2号艇の松本晶恵(群馬)が2コースから差して快勝。1号艇の遠藤エミ(滋賀)はイン戦2着に敗れ、3連単2-1-4で7880円の配当がついた。

 さて華々しく開幕したびわこヴィーナスシリーズ。2日目は4月30日で、2021年後期級別審査期間の最終日だ。今節出場メンバーのなかにも級別ボーダーライン(A1級は勝率6.19前後、A2級は勝率5.41前後)あたりで勝負駆けの選手が数多くいる。

 まずA1級勝負駆けは廣中智紗衣、西村美智子【冒頭の写真】、松尾夏海【写真下】、塩崎桐加だ。

 廣中は初日4・3着に終わり、今期勝率は前日6.27から6.25へダウン。2期連続7回目のA1級に向けて油断できない状況となってきた。2日目は5R1号艇と10R3号艇で登場する。

 西村は初日3・3着にまとめ、今期勝率は6.24で前日と変わらず。デビュー33期目でのA1級初昇格へいよいよあとひと踏ん張りだ。2日目は9R2号艇の1回走りとなっており、大崩れしなければA1級ボーダーをクリアできるだろう。

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 松尾は初日3・5着と苦戦し、今期勝率は前日6.24から6.19へ降下。デビュー21期目でのA1級初昇格へギリギリの状態で期末最終日を迎えることになった。2日目は1R1号艇と11R2号艇で登場する。出走数もこの2走を加えてちょうど90走に到達する。

 塩崎は初日2・6着に終わり、今期勝率は前日6.21から6.18までダウン。2期連続4回目のA1級に向け、2日目は2R2号艇と9R4号艇で勝負駆けに臨む。

 A2級勝負駆けの選手では、中田夕貴が初日9Rで1着を奪う活躍。今期勝率は前日5.53から5.56へアップした。これでデビュー11期目でのA2級初昇格へ当確ランプがともっている。

 そのほかでは山下友貴(勝率5.37)がA2級勝負駆けとなる状況。渡辺千草(勝率5.40)は3R5号艇で3着以上に入ればチャンスがある。蜂須瑞生(勝率5.32)は連勝しても結果待ちか。

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