レースリポート
尼崎プリンセスカップ 2日目連勝の安井瑞紀、山口真喜子、大廣咲季が5R対決
2025.12.08
ボートレース尼崎での「ヴィーナスシリーズ第18戦 尼崎プリンセスカップ」(12月7日~12日開催)は8日、予選2日目が終了した。鎌倉涼(大阪出身・大阪支部)が1・1・2着で予選首位をキープ。予選2位に海野ゆかり(広島出身・広島支部)、予選3位に富樫麗加(東京出身・東京支部)がつけている。
さてシリーズ中盤に入る尼崎だが、3日目の注目カードには5Rを挙げたい。2日目2連勝を飾った3人が直接対決するという珍しい番組になった。
<尼崎 3日目 5R 予選>
1枠 安井 瑞紀(岡山・岡山) 予選5位
2枠 山口真喜子(長崎・長崎) 予選6位
3枠 石井 裕美(千葉・東京) 予選38位
4枠 大廣 咲季(香川・香川) 予選10位
5枠 清水 愛海(山口・山口) 予選8位
6枠 南 彩寧(兵庫・兵庫) 予選20位
※()内は出身・支部の順
安井瑞紀(岡山出身・岡山支部32歳)【冒頭の写真】は2日目に3コース抜きと2コース差しで2連勝。4・1・1着として予選5位まで上がってきた。安井は前期勝率6.28でA1級初昇格を決めるなどいま注目度を高めている存在。だが今期(11月~)は前節の鳴門一般戦でフライング(11月28日)を切る苦しい滑り出しになった。F休みは2月4日~3月5日となっており、あと2カ月近くも未消化のF1本を抱えたまま走ることになる。そんな真価を問われる状況のなか、今節の活躍ぶりは見事のひと言。3日目以降もどんな走りを見せるのか注目だ。
山口真喜子(長崎出身・長崎支部28歳)【写真上】は2日目に4コースまくり差しと3コースまくりで2連勝。センターから快走を連発して5・1・1着で予選6位に浮上している。山口が今節手にしたモーター8号機は2連対率3位の好素性機。前節乗った遠藤エミは節間8走すべて展示1番時計をマークしていた。休催期間(8月20日~12月1日)を経て約4カ月ぶりの使用となるモーターだが、今節も動きは軽快な印象。V争いをにぎわす存在となっても不思議ではなさそうだ。
大廣咲季は2日目に1コース逃げと3コースまくりで2連勝。これがデビュー通算14、15勝目で、自身初の2連勝となった。大廣が今節手にしたモーター58号機は前節の一般戦(12月2日~5日開催)で西野雄貴が優勝を飾った注目機。ちなみに8月のオールレディースでは安井瑞紀が乗って準優3着だったモーターだ。前節Vモーターが今節も存在感を見せ、5・1・1着で予選10位まで上昇。大廣は6月の多摩川オールレディースでデビュー初準優出を飾っているが、それ以来となる2回目の準優出を果たすのか注目しておきたい今節だ。












