レースリポート
チョコミントよりもナガオモカ♡
2025.12.08
みなさん、こんにちは!
濱口くみです。
“流行語大賞”や”今年の漢字”の声を聞くと師走を実感します。
これから熱を帯びるボートレース界。ボートレース界の今年の顔はいかに?!
年の瀬までおおいに楽しみましょう。
寒さに負けず、今週のピックアップヤングをお送りします!今回の注目選手はこの方。
登録番号:5317 岡山支部 133期 長尾萌加(ナガオ モカ)選手
ボートレーサーになる前は金融機関で事務をしていましたが、「“なんだか性に合わず、人と違うことがしたい”と思っていたら、母がボートレーサーを勧めてくれました」。
4度目の受験で合格し養成所に入所。第133期の養成訓練修了記念の『養成所チャンプ決定戦』に出場して準V。リーグ戦の勝率も全体2位の7.09をマークするなど、デビュー前から注目を集めていた存在です。デビュー2節目の宮島で、大外から鋭く差し込んで快勝。通算11走目の初勝利で水神祭をあげました。
田口節子選手から、“早く師匠についたほうが良い”とのアドバイスで、デビュー期には樋口由加里選手に師事。“だた乗るとか、ただレースをするのではなく、考えた上ですること”、師匠の教えをもとにやってきました。
最近の悩みは“強み”がないこと。スタート力があるわけでもないし、道中の旋回で勝負できるわけでもない。師匠の樋口選手のようなアグレッシブなレースがしたいと話します。
シリーズを通してみた場合も、着位差となると1着が多いほうが優位になりますよね。その意識は結果に反映され、2026年前期勝率4.81、1着数も10本と大きく飛躍しています。
最近の楽しみは?の質問に、「プロペラ調整」と真面目さが伺える答えが返ってきました。「”こんな調整で乗れるんだ?!”とか、いつもスゴイ発見があります」。プロペラ調整に関しては田口選手に教わることが多いそうです。
「近い目標はいっぱいあります!その一つは、初優出!」。取材をさせてもらった蒲郡のG3オールレディースで達成。
「1マークを周ってビックリしました!めちゃくちゃ緊張しました!そのあとのターンマークもしっかり周ろうと心掛けました」と興奮気味に教えてくれましたが、2番差しから2番手をキープして嬉しい初優出となりました。
「もう1つあげるなら、PG1スピードクイーンメモリアルに出たいです」。
理由は、私でもタイムが出せれば出場できる可能性がある女子のビッグレースだからとのこと。
今はレーサーとしての基盤作りの時と考え、スポンジのようになんでも吸収しているようです。強い女子レーサーを輩出する岡山支部。ツヨカワ予備軍増殖中です!!
長尾萌加選手の次走は、12月28日からの地元児島のお正月レース。
今後も目が離せませんよ。












