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レースリポート

(C)BOATRACE 清水沙樹(左)

北海道・東北地方で新ボートレーサー募集企画開催中 清水沙樹が信念の大切さを説く

2024.02.17

いま、ボートレース界では137期生の募集期間に入っている。その募集要項の概要は以下のとおりだ。

・募集期間:1月4日~3月8日
・年齢:15歳以上30歳未満
・身長:175㎝以下
・男子体重:49㎏以上57㎏以下
・女子体重:44㎏以上52㎏以下
・視力:両眼とも裸眼で0.8以上
・1次試験:5月12日(日)学科試験・体力試験
・2次試験:6月10日(月)~12日(水)適性試験・体力試験
・3次試験:6月13日(木)~14日(金)人物試験(面接)・身体検査・適性検査

通常1000名を超える応募があり、その中から約50名が選抜されボートレーサー養成所に入所するが、修了してプロになれるのはおよそ半分。倍率にすると2%~2.5%の狭き門である。

その応募者数はレース場があるかないかによって随分異なるのが現実。レース場のない北海道・東北地方では職業としての認知度が低く、応募者数が少ないのが現状だ。

(C)BOATRACE 清水沙樹

そこで、ボートレース業界では、北海道・東北地方にあるボートレースチケットショップで「新ボートレーサー募集企画」」と題し現役ボートレーサーを招きイベントを開催している。

きょう17日は青森県にあるボートレースチケットショップ黒石が会場。東京支部の女子A1レーサー清水沙樹【写真2枚】を招き、午後1時から午後3時30分までボートレーサーという仕事の醍醐味や受験する際の心構えなどについてトークショーや受験相談会を行った。

「学校を卒業してアルバイトをしている時、知り合いに誘われ初めて見たボートレースに感動しました。それまで何をやったらいいか迷いがありましたが、どうしてもレーサーになりたいと…。母を説得して2回目で合格することができました」とファンや若者を前に話した清水沙樹。
運動部に所属することもなかったのに挑戦した経緯などを交え、信念の大切さを説いていたが、実際、「合格したら養成所には丸刈りにしていく!」と決めていたそうで、「美容院などには行かずバリカンで自分で刈った」逸話を、当時の決意とともに語っていた。

可能性のある若者が、約束されていない未来に踏み出す時の心構えがそこにあるといってもいいだろう。きっとファンのハートに届いたはずだ。

この「新ボートレーサー募集企画」、今後の予定は次のとおりとなっている。
2月23日(祝)ボートレースチケットショップ玉川(福島県) 予定ゲスト:刑部亜里紗
2月24日(土)ボートレースチケットショップなんぶ(青森県) 予定ゲスト:野田昇吾
2月25日(日)ボートレースチケットショップ大郷(宮城県) 予定ゲスト:野田なづき

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