LASファン投票は残り10日　大豆生田蒼や土屋実沙希がびわこで猛アピール中

　ボートレースびわこのヴィーナスシリーズ（11月15日～20日開催）は16日、2日目が終了した。この日のメインカード12Rの「ハムカツドリーム」は大豆生田蒼（埼玉28歳）【冒頭の写真】が2コース差しで快勝。2着に1号艇の原田佑実（大阪）、3着に5号艇の深見亜由美（愛知）が入り、3連単2-1-5で6890円の25番人気決着となっている。

　さて11月も後半に入り、来年2月に当地びわこで開催される第8回G2レディースオールスター（LAS）のファン投票（11月4日～26日実施）も残り10日を残すのみに。各選手ともラストスパートをかけたい時期だ。

　今節ここまで猛アピールを見せているのは大豆生田蒼だ。初日後半から3コースまくり差し、イン逃げ、2コース差しで3連勝。3･1･1･1着のオール3連対で予選トップに立っている。大豆生田はレディースオールスター出場4回の実績を誇るが、前回はファン投票45位とギリギリでの選出だった。今回もボーダー近辺にいる可能性もあるだけに、今節見せ場をつくって票を集めたいところ。今節は、2018年の浜名湖ヴィーナスシリーズ以来となる2回目の優勝をめざす。3日目は8Rと12Rに登場する。

　大豆生田と同期（111期）の土屋実沙希(静岡34歳)【写真上】も今節好調。2日目7Rで鮮やかな4コースまくり差しを決めるなど、2･1･2着のオール2連対で予選4位につけている。土屋実沙希は2019～22年に4年連続でレディースオールスターに出場しているが、前回はまさかの落選。今回は2年ぶりに出場を果たしたいだけに、このままアピールを続けたい。3日目は9R1号艇の1走だ。

　巻き返しを図りたいのは柴田百恵と来田衣織の121期勢だ。柴田は3･5･4着で予選31位、来田は6･4･3着で予選32位とやや苦戦している。

　柴田は2021年にファン投票34位でレディースオールスター初出場。しかし2022年と2023年は事故率オーバーで選出除外となっており、今回は3年ぶりのファン投票参戦だ。来期A2級初昇格を決めるなど実力上昇中なだけに、さらにアピールして票を伸ばしたい。

　来田は2021年に委員会推薦でレディースオールスター初出場。しかし2022年と2023年はB2級降格などもあって選出除外となっており、柴田と同じく今回が3年ぶりのファン投票だ。持ち前の速攻力を発揮して存在感を見せたい。