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(C)BOATRACE 清埜祥子

ファン感謝3Days バトルトーナメント開幕!前節リベンジVの清埜祥子に期待

2023.10.07

ボートレース江戸川で「ファン感謝3Days ボートレースバトルトーナメント」がきょう7日開幕した。
朝9時45分からの選手紹介には、およそ500名のファンが会場に詰め掛け盛り上がりをみせていた。
参戦は48名。初日は5R~12Rの8個レースで「トーナメント」が行われる。
1着から3着に入った選手は2日目の「セミファイナル」(9R~12R)にエントリーとなる。
一方、「トーナメント」で4着以下に敗れた者は2日目の「復活戦」へ回ることになる。
一戦必勝の3日間である。

(C)BOATRACE 清埜祥子

そんな緊張感あふれる大会の花として注目される1人が清埜翔子(埼玉支部32歳)【写真2枚】。江戸川の前節「ヴィーナスシリーズ第12戦」でインから逃げて優勝。2022年10月の住之江ヴィーナスシリーズ以来、2回目の優勝を勝ち取っている。

その時の相棒・11号機は節イチパワーを誇っていた。それだけに前節最終日は「朝からずっと緊張していた」という。取りこぼしは許されないという責任感がそうさせたのはいうまでもないが、それだけではなかった。
6月に江戸川で開催されたG3オールレディースでも優出。優勝戦はインから逃げたかにみえたが、道中で長嶋万記に逆転を許してしまったのである。悔いても悔やみきれない敗戦だった。「あの失敗のおかげで、集中して走り切ることができました」と前節Vを振り返ったコメントからも分かる。

(C)BOATRACE

現在、女子賞金ランキングは20位。11月に三国で開始されるG2レディースチャレンジカップ出場枠(20名)には、F休み選手などをカウントすると圏内に入っている。
この江戸川で活躍すれば、さらに安心できる位置に上がることができる。そのためにも、結果を残さねばならない10R2号艇である(上図参照)。あの6月のオールレディースで戦った長嶋万記を相手にどんなレースをするのか気になるところだ。

(C)BOATRACE

そんな短期決戦「ボートレースバトルトーナメント」のもようを伝える公式YouTubeは、午後1時30分から配信される。元プロ野球選手である山崎武司さんの快打炸裂なるか、注目したい。

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