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児島ヴィーナスは岡山勢が5人優出! 遠征の竹井奈美が完全アウェーで一発V狙う

2023.09.16

 児島ヴィーナスシリーズ(9月12日~17日開催)は16日に5日目が終了。17日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<児島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 守屋 美穂(岡山)優出122回目、優勝30回
2号艇 田口 節子(岡山)優出228回目、優勝69回
3号艇 竹井 奈美(福岡)優出79回目、優勝9回
4号艇 寺田 千恵(岡山)優出339回目、優勝72回
5号艇 金田 幸子(岡山)優出101回目、優勝14回
6号艇 薮内 瑞希(岡山)優出5回目、優勝0回
 ※()内は支部

 地元の岡山支部から5人が優勝戦に進出。ヴィーナスシリーズでは2018年6月の桐生戦で福岡支部が5人(藤崎小百合、大山千広、竹井奈美、川野芽唯、深川麻奈美)が優出をマークしており、それに並ぶ記録となった(優勝は1号艇の香川支部・中村桃佳)。

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 今節のポールポジションは守屋美穂(岡山支部34歳)【冒頭の写真】だ。2・1・3・1・2・2・2・1・1・1着のオール3連対で勝ち上がり、今年4回目の優勝に王手をかけた。

 守屋は今節ここまでイン戦が3回あり、初日12Rではコンマ10のトップスタートで逃げ、4日目12Rでもコンマ08のトップスタートで逃走、5日目12Rの準優では、またまたコンマ05のトップスタートで逃げ切っている。まさに鉄壁。優勝戦でもつけ入る隙のない走りで勝ち切るのか。

 岡山勢以外からただ1人優出を果たしたのが、3号艇の竹井奈美(福岡支部34歳)【冒頭の写真】だ。今節ここまで3・3・1・2・2・3・1・3・1着でオール3連対の活躍。今期は7節走って5優出と近況好調が続いている。

 竹井は今期3コースで14戦4勝の1着率29%と上々の成績。岡山勢5人に囲まれる完全アウェー状態のなか、どんな戦いを見せるのか注目だ。

 竹井の優勝は2021年6月の江戸川オールレディースが最後。2021年8月~2023年3月まで産休があったこともあり、優勝からは約2年3カ月間ほど遠ざかっている。久々の栄冠をここでつかむか。

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