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女子戦は初Vラッシュ中! 島倉都、勝浦真帆、清水さくらが初優勝めざす 桐生

2023.08.28

 ナイターの桐生オールレディース(8月23日~28日開催)は5日目が終了。28日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<桐生 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 松本 晶恵(群馬)今年1コース1着率40%
2号艇 島倉  都(群馬)今年2コース1着率8%
3号艇 櫻本あゆみ(群馬)今年3コース1着率20%
4号艇 寺田 千恵(岡山)今年4コース1着率25%
5号艇 勝浦 真帆(岡山)今年5コース1着率3%
6号艇 清水さくら(愛知)今年6コース1着率0%
※()内は支部


 優勝戦にはデビュー初Vをめざす選手が3人も登場。2号艇の島倉都(群馬26歳)【冒頭の写真・右側】、5号艇の勝浦真帆(岡山27歳)、6号艇の清水さくら(愛知27歳)【写真下】だ。ちなみに優勝経験者は1号艇の松本晶恵(V21)、3号艇の櫻本あゆみ(V3)、4号艇の 寺田千恵(V72)となっている。

 地元の島倉都は準優で会心の2コース差しを決めてデビュー初優出の切符を獲得。今節ここまで3・1・5・1・1・1・5・1着で節間5勝をマークする大暴れを見せてきた。舟足は間違いなく今節トップクラス。準優に続いて優勝戦でも黒いカポックで魅せる可能性が十分だろう。

 勝浦真帆は準優で島倉の2コース差しに屈してイン戦2着に終わったが、2・2・2・1・1・2・4・5・2着と堂々の内容で自身7回目の優出を果たした。今節は持ち前のスタート力を存分に発揮しており、特に3日目以降は6走でゼロ台スタート4本という充実ぶり。優勝戦外枠でもチャンスは十分だろう。

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 清水さくらは準優10Rで3艇フライング(平田さやか、深尾巴恵、片岡恵里)の混乱のなか2着に入って初優出。2015年11月デビューの117期生が、約7年9カ月間の苦難の道のりを経て大舞台に駒を進めてきた。優勝戦は大外枠だが、どんな走りを見せるのか楽しみだ。

 ちなみに27日の蒲郡男女ダブル戦では上田紗奈がデビュー初V。女子レーサーの初優勝は小芦るり華、高憧四季、山下夏鈴、西岡成美に続いて今年5人目となった。昨年は1年間で5人だったが、今年は8カ月弱で既に5人。初Vラッシュの流れが続いているだけに、桐生でもその波に乗る選手が出てくるかもしれない。

【今年の女子レーサーの初優勝】
1月9日  小芦るり華(徳山オールレディース)
3月18日 高憧 四季(下関ヴィーナスシリーズ)
5月4日  山下 夏鈴(唐津オールレディース)
6月3日  西岡 成美(鳴門男女ダブル戦)
8月27日 上田 紗奈(蒲郡男女ダブル戦)

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