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近況好調な松尾夏海が「思い切って握れる」とスパート! 津PG1レディースチャンピオン

2023.08.03

 ボートレース津の「プレミアムGI第37回レディースチャンピオン」は8月2日、開催2日目の熱戦が繰り広げられた。この日は東からの追い風4メートルで始まった。11・12Rは南東に方角を変えたが、終日追い風3~4メートルのコンディションで行われた。

 決まり手はイン逃げが最多の6本、差しは4本、まくりと抜きが1本ずつ。配当面では万舟券がゼロ。11RでF2の西橋奈未が差し切った3連単9000円台が最高配当だった。

 序盤を終えて、2日目に勝ち星を挙げた3選手が得点率上位を占拠している。まずは2日目3Rの松尾夏海(香川支部31歳)【冒頭の写真】。イン先マイの中里優子と3コースからツケマイ(同体まくり)の廣中智紗衣に対し、2コースからクルリと回って差しを届かせた。松尾は「(1マークで)ハンドルを切った時は失敗したかなと思ったけれど、引き波をちゃんと越えたし、直線へのつながりも良かったです」とニッコリ。「乗りやすさがあるので思い切って握れます。好きな感じです」と好感触の松尾は3日目、7R1枠と11R5枠の2走だ。

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 2日目の1Rは3着だった鎌倉涼(大阪支部34歳)【写真上】だが、後半の10Rはインからコンマ04のトップショットを決めて逃げ切った。「ちょっと速いと思って上体は起きたけれど、スタートは放らずにいきました。流れて行ったので差されるかなと思ったけれど、向いてからは良かったです」とシリーズ初勝利に笑みがこぼれた。「プロペラをやっただけですが、(後半は)反応があったし、中堅はあります。ただ、ゾーンが狭いのでしっかりと合わせたいです」と話した。

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 2日目の12Rをインから堂々と押し切ったのが遠藤エミ(滋賀支部35歳)【写真上・中央】。「道中はレスキュー艇の波に乗ってしまいました」と2周ホームストレッチでバランスを崩すシーンはあったが「足はいいです。誰と試運転をしても直線や出足がいいです」と、機力的には好感触を口にしていた。

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