津 第37回レディースチャンピオン「つながりを良くする調整」に挑む魚谷香織

ボートレース津の第37回レディースチャンピオンは、きょう8月2日が開催2日目。レーサーは実戦の体感をもとに、さらなる調整に取り組むことになる。

2年連続11回目のレディースチャンピオン出場なのが魚谷香織(山口県出身、福岡支部38歳)【写真2枚】。

「取り付けは幅広くいけそうですが、チルトを下げた方が行き足がいいと思いました」と語ったのは前検日。初日8Rは4コースから展開をとらえ差しが届いたかに見えたが、結果は4着。3番手を走っていた道中、藤原菜希にかわされるなどレース足に課題を感じさせる内容だった。その実戦のチルトは0.5度。コースを考え、「ハネて」臨んだレースだった。

「回転は上がっていたんですが、伸びられましたね。つながりを良くしたいです」と語ったのはレース後。2日目は出足系を意識した調整を施すことになりそうだ。

その「つながり」とは、初速から中間速を経て高速域への連続性を指す。自動車にたとえると、どのスピード領域でも力強い加速が続くサマのことだ。
ボートレースのモーターには自動車のようなミッションや自動変速機がついていないため、
整備をはじめプロペラの形やモーターの取り付け角度などによって対応することになるのが「つながり」。魚谷香織の2日目はそれへの挑戦である。5Rと12Rに出場する。

第37回レディースチャンピオンを伝えるボートレース公式YouTubeはきょう2日目も14時から配信される。
ゲストには中村静香さんが2日連続で登場。さらに、CYBER JAPAN DANCERSのCHIAKIさんがお目見えする。華麗な予想に期待したい2日目だ。