森下愛梨や喜多那由夏ら地元静岡勢6人が準優圏内に　浜名湖ヴィーナスシリーズ

　浜名湖ヴィーナスシリーズ（12月19日～24日開催）は21日に3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。

1位　池田　浩美（静岡） 8.83
2位　深川麻奈美（福岡） 8.60
3位　中谷　朋子（兵庫） 8.50
4位　川野　芽唯（福岡） 8.33
5位　塩崎　桐加（三重） 7.80
6位　西岡　育未（徳島） 7.40
7位　出口舞有子（愛知） 7.17
8位　赤澤　文香（岡山） 7.00
9位　喜多那由夏（静岡） 6.80
10位 鈴木　成美（静岡） 6.80
11位 大石　真央（静岡） 6.60
12位 古賀　千晶（兵庫） 6.33
13位 岸　　恵子（徳島） 6.20
14位 池田　紫乃（長崎） 6.00
15位 森下　愛梨（静岡） 6.00
16位 豊田　　結（静岡） 6.00
17位 平川　香織（埼玉） 5.80
18位 田村　美和（東京） 5.80

　活躍が光るのは地元の静岡支部勢だ。予選1位に池田浩美、9位に喜多那由夏、10位に鈴木成美、11位に大石真央、15位に森下愛梨、16位に豊田結と6人が準優進出圏内につけている。

　池田浩美は3･4･1･1･1･2着で予選首位に浮上した。池田は今年ここまで23節走って準優出は10回あるが優出はゼロ。苦しいシーズンを過ごしてきた。しかし今年最終節となる地元女子戦でV争いを引っ張る活躍。昨年12月の丸亀オールレディース以来となる約1年ぶりの優出へチャンスを迎えている。4日目は6R5号艇と10R1号艇で登場。予選トップ通過なるか。

　喜多那由夏【写真上】は1･4･1･6･2着で予選9位に浮上。9月の桐生オールレディース以来となる準優出が見えてきた。2日目2Rでは6号艇で前付けを見せて2コース差しを決める気迫のレースも披露。喜多が6号艇で2コース以内に入ったのは2018年11月の福岡戦以来で約4年1カ月ぶりという珍しい出来事だ。地元女子戦で気合入りの喜多が4日目以降もどんな戦いを見せるのか注目したい。4日目は3R5号艇と8R3号艇で登場する。

　気迫では森下愛梨(静岡25歳)【冒頭の写真】も負けていない。今節ここまで1･3･4･1･3着で予選15位。初日に待機行動違反で減点7を喫する苦しい滑り出しだったが、諦めることなく巻き返して準優進出圏内まで上がってきた。森下といえば今年2月の浜名湖ヴィーナスシリーズでデビュー初優出（4着）を飾ったのが記憶に新しいところ。あのとき以来となる自身2回目の優出をめざし、まずは予選を突破したい。4日目は4R6号艇で登場。大外枠で勝負駆けに挑む。