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レースリポート

(C)BOATRACE大橋由珠

大橋由珠が伸びを生かし賞金上位に立ち向かう! 芦屋優勝戦

2022.12.05

今、下関と唐津でG1レースが行われているが、芦屋はあす6日、G3オールレディースの最終日を迎える。優勝戦は12Rだ(下図参照)。

(C)BOATRACE

強豪ぞろいとなった。クイーンズクライマックス選出1位の遠藤エミと10位の細川裕子に加え、わずかに届かなかった14位の渡邉優美や15位の日高逸子も入っている。さらに、川野芽唯はクイーンズクライマックスの優勝経験者。粒ぞろいである。

そんな中、B1レーサーの大橋由珠【写真2枚】は奮闘している。
優勝戦進出は今年5月の江戸川以来、今年2回目。通算では3回目の優出。初優勝をめざす戦いとなった。

(C)BOATRACE大橋由珠

きょう5日の準優10Rは6コースからトップスタートを決めまくる勢いだったが、インの大橋栄里佳が抵抗するとみるや、まくり差しにチェンジ。差し抜けた日高逸子を追走するカタチに持ち込み2着としている。

しかし、勝負は簡単ではなかった。

3周1マークで、大橋栄里佳に内を突かれ逆転を許してしまったのだ。優出が手からこぼれ落ちたかに見えた。
しかし、最終ターンマークで起死回生の小回り旋回を繰り出し、ラップ状態でゴールしたのである。
結果は写真判定に持ち込まれ、わずか30センチメートルの差で大橋由珠が2着となった。
レース後「とても緊張しました」と語ったように、薄氷を踏む思いだっただろう。

「モーターの素性だと思いますが、前検日から伸びがいいです。4日目はやや調整が合わなかった感じがしましたが、5日目は合っていました」と朗らかに語った大橋由珠は「ボートレースが大好き」。そのスピード感と迫力に魅了され続けているのだ。

6コース勝負のリハーサルは準優で済ませている。
あとは、展開と瞬時の反応に身をゆだねるのみである。

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