渡邉優美、宇野弥生らが土俵際の勝負駆け！　鳴門G2レディースチャレンジカップ

　鳴門でのG2第9回レディースチャレンジカップ（11月22日～27日の開催、SGチャレンジカップと併催）は24日、3日目が終了した。現時点での得点率ランキングと、今年の女子賞金ランキングは以下のとおり。

1位　高田　ひかる　8.50　女子賞金 7位
2位　細川　　裕子　7.50　女子賞金10位
3位　鎌倉　　　涼　7.33　女子賞金20位
4位　田口　　節子　7.00　女子賞金 4位
5位　守屋　　美穂　6.75　女子賞金 3位
6位　中村　　桃佳　6.67　女子賞金11位
―――――――優出ボーダー――――――
7位　日高　　逸子　5.50　女子賞金14位
8位　平高　　奈菜　5.50　女子賞金 2位
9位　三浦　　永理　5.33　女子賞金22位
10位 寺田　　千恵　5.25　女子賞金 8位
11位 浜田　亜理沙　5.00　女子賞金17位
12位 海野　ゆかり　5.00　女子賞金16位
13位 平山　　智加　5.00　女子賞金 5位
14位 香川　　素子　4.50　女子賞金 6位
15位 長嶋　　万記　4.50　女子賞金 9位
16位 堀之内紀代子　4.25　女子賞金12位
17位 落合　　直子　4.25　女子賞金13位
18位 渡邉　　優美　4.00　女子賞金15位
19位 宇野　　弥生　3.00　女子賞金23位
20位 金田　　幸子　2.00　女子賞金18位

　G2レディースチャレンジカップの勝ち上がり方式は予選5日間の得点率制のため、予選ラウンドはあと2日間ある。しかし予選突破の枠が6つしかないこともあり、4日目にひと足早い勝負駆けとなる選手も多い。得点率の最下位グループにいる選手でも、4日目に1着を取っておけば、まだ優出6人の中に入る可能性は残る。

　金田幸子は6･6･4着で予選20位。予選は残り3走の予定で、3連勝すればなんとか得点率6.00までもってこられる計算だ。G2レディースチャレンジカップの昨年の優出ボーダーラインは6.50、一昨年のボーダーラインは5.67と年によって振幅が大きい。果たして今年はどうなるかだが、女子賞金ランキング18位から逆転のクイーンズクライマックス出場を狙う金田には、もはや勝ち続けるしか道はない。4日目は9R5号艇での登場だ。

　宇野弥生【写真上】は6･3･5着の予選19位で、4日目は1R5号艇で登場。前節の常滑オールレディースで6コースまくり差しを決めるなど近況アウトからも好走を見せているだけに、5号艇で結果を残して優出へ望みをつなぎたい。

　渡邉優美【冒頭の写真】は4･4･4着の予選18位。4日目は1R1号艇の絶好枠で、ここで1着なら得点率5.50まで巻き返せる。前期イン1着率73％の力をしっかり発揮したいところだ。

　渡邉は現在女子賞金ランキング15位で、12位の選手とは約102万円差。優勝賞金は450万円だが、今節優出4着（賞金120万円）でも逆転できる可能性がある状態だ。優出すれば大きくチャンスが広がるだけに、この4日目1Rは是が非でも勝ち切りたい。