準優はレディースチャレンジカップ勝負駆けの鎌倉涼らに注目　丸亀ヴィーナス

　ナイターの丸亀ヴィーナスシリーズ（10月23日～28日開催）は26日、4日目を終えて予選ラウンドが終了。27日に行われる準優勝戦の枠番、メンバー、今年の女子獲得賞金(10月26日終了時点)の順位は次のとおり。

＜丸亀 5日目 9R 準優勝戦＞
1号艇　渡邉　優美（福岡） 女子賞金16位
2号艇　犬童　千秋（福岡） 女子賞金76位
3号艇　中村　桃佳（香川） 女子賞金9位
4号艇　寺島　美里（東京） 女子賞金108位
5号艇　関野　　文（大阪） 女子賞金234位
6号艇　道上　千夏（香川） 女子賞金132位
※()内は支部

＜丸亀 5日目 10R 準優勝戦＞
1号艇　平高　奈菜（香川） 女子賞金2位
2号艇　中村かなえ（東京） 女子賞金36位
3号艇　前田　紗希（埼玉） 女子賞金46位
4号艇　高憧　四季（大阪） 女子賞金49位
5号艇　加藤　　綾（三重） 女子賞金104位
6号艇　冨名腰桃奈（福岡） 女子賞金113位

＜丸亀 5日目 11R 準優勝戦＞
1号艇　高田ひかる（三重） 女子賞金7位
2号艇　鎌倉　　涼（大阪） 女子賞金20位
3号艇　山川美由紀（香川） 女子賞金35位
4号艇　池田　浩美（静岡） 女子賞金68位
5号艇　小芦るり華（佐賀） 女子賞金57位
6号艇　森岡　まき（岡山） 女子賞金102位

　レディースチャレンジカップの選考期間（1月1日～10月31日）が大詰めを迎えている。そのなかで開催されている丸亀ヴィーナスシリーズ。クイーンズクライマックス出場権争いも終盤に入っており、女子賞金上位の選手たちにとっては大一番となってくる準優だ。

　準優9R1号艇の渡邉優美は現在女子賞金ランキング16位。クイーンズクライマックス出場ボーダーまで約203万円差という位置にいる。この差を一気に縮めるためにもまずは優出切符がほしいところ。前々節の浜名湖一般戦と前節の住之江ヴィーナスシリーズに続く3節連続優出をめざす。

　準優9R3号艇の中村桃佳は現在女子賞金ランキング9位。10位の長嶋万記とは約16万円差、11位の細川裕子とも29万円差しかなく、大混戦のクイーンズクライマックス出場権争いの渦中にいる。優出してここから一歩抜け出したいところだ。

　準優11R1号艇の高田ひかるは今年の獲得賞金が約2909万円で現在女子賞金ランキング7位。今節優勝すれば3000万円の大台に乗り、クイーンズクライマックス初出場がほぼ確実な状況になる。1･2･1･1･1･1･1着の準パーフェクトという快走で予選をトップ通過しただけに、この勢いで準優・優勝戦を勝ち切って栄冠を手にしたい。

　準優11R2号艇の鎌倉涼【冒頭の写真】は今節開幕時点で女子賞金ランキング23位だったが、3人抜いて20位まで浮上。レディースチャレンジカップ出場圏内へ入ってきた。ただ今節がレディースチャレンジカップ選考期間内最後の出走になる鎌倉に対し、21位の三浦永理は10月29日からの蒲郡一般戦、22位の浜田亜理沙と23位の宇野弥生は10月29日からの児島オールレディース出場を残している。まだまだ油断できないだけに、優出で賞金を上積みして逃げ切りを図りたい。