関野文や冨名腰桃奈らが準優出へ勝負駆け挑む！　丸亀ヴィーナスシリーズ

　ナイターの丸亀ヴィーナスシリーズ（10月23日～28日開催）は前半戦が終了した。25日、3日目を終えての予選上位18人は以下のとおり。

1位　高田ひかる（三重） 10.60
2位　渡邉　優美（福岡） 10.20
3位　平高　奈菜（香川） 10.17
4位　犬童　千秋（福岡） 8.80
5位　中村かなえ（東京） 8.60
6位　前田　紗希（埼玉） 7.83
7位　鎌倉　　涼（大阪） 7.80
8位　山川美由紀（香川） 7.67
9位　寺島　美里（東京） 7.50
10位 中村　桃佳（香川） 7.40
11位 森岡　まき（岡山） 6.80
12位 池田　浩美（静岡） 6.60
13位 高憧　四季（大阪） 6.60
14位 平田さやか（東京） 6.40
15位 関野　　文（大阪） 6.00
16位 道上　千夏（香川） 6.00
17位 川井　　萌（静岡） 6.00
18位 冨名腰桃奈（福岡） 6.00

　高田ひかるが1･2･1･1･1着の準パーフェクトペースで予選首位に浮上。渡邉優美が1･1･1･2･2着のオール2連対で予選2位、平高奈菜が1･1･3･1･1･1着のオール3連対で予選3位につけており、3人が得点率10点台でハイレベルなシリーズリーダー争いを演じている。

　準優ボーダー付近ではまず関野文(大阪支部28歳)【冒頭の写真】に注目だ。今節手にしたモーター30号機は2連対率2位で、昨年12月のオールレディースで香川素子が優勝するなど7優出2Vの実績がある好素性機。今節もそのパワーを随所に見せて、5･2･1･2･6着で予選15位につけている。

　関野は10月の住之江ヴィーナスシリーズで約1年7カ月ぶりにカムバック。復帰2節目でさっそく予選突破争いに加わってきた。もし準優進出となれば2020年12月の下関一般戦以来で約1年10カ月ぶり。4日目は4R5号艇で勝負駆けに臨む。

　冨名腰桃奈(沖縄出身、福岡支部22歳)【写真上】は4･2･4･3着で予選18位。デビュー初準優出のチャンスを迎えている。今節手にしたモーター19号機は2連対率21位の中堅機だが、近況2節連続優出中と上昇ムードの注目機。前々節は前野竜一が乗って優出5着に入り、前節は前田将太がオール2連対Vを飾っている。

　4日目は1R5号艇と5R1号艇で登場。冨名腰は9月の常滑ヴィーナスシリーズで3日目まで予選14位につけていたものの、4日目に4･6着と崩れて予選20位に終わる悔しい思いをしたばかり。今度こそ勝負駆け成功で初準優出を果たしたい。