準優9Rはイン寺田千恵vsカド櫻本あゆみの再対決　若松ヴィーナスシリーズ

　若松ヴィーナスシリーズ（5月23日～28日開催）は26日に4日目が終わって予選ラウンドが終了。準優勝戦のメンバーが決まった。

＜若松 5日目 9R 準優勝戦＞
1号艇　寺田　千恵（岡山） 通算322優出70V
2号艇　池田　浩美（静岡） 通算94優出13V
3号艇　永井　聖美（東京） 通算111優出20V
4号艇　櫻本あゆみ（群馬） 通算30優出2V
5号艇　三浦　永理（静岡） 通算130優出34V
6号艇　大石　真央（静岡） 通算0優出0V

＜若松 5日目 10R 準優勝戦＞
1号艇　藤原　菜希（東京） 通算16優出3V
2号艇　海野ゆかり（広島） 通算260優出59V
3号艇　藤崎小百合（福岡） 通算64優出9V
4号艇　生田波美音（東京） 通算0優出0V
5号艇　高田　　綾（福岡） 通算1優出0V
6号艇　角　ひとみ（広島） 通算201優出28V

＜若松 5日目 11R 準優勝戦＞
1号艇　細川　裕子（愛知） 通算106優出11V
2号艇　魚谷　香織（福岡） 通算79優出10V
3号艇　戸敷　晃美（福岡） 通算0優出0V
4号艇　中里　優子（埼玉） 通算78優出6V
5号艇　中村かなえ（東京） 通算4優出0V
6号艇　水野　望美（愛知） 通算29優出2V
　※()内は支部

　準優9Rは予選3位の寺田千恵【写真上】が1号艇で登場する。今年インは30戦18勝で1着率60％。やや取りこぼしが目立つ近況だ。今節も初日ドリーム戦でインから5着に終わって3連単3万円台の高配当を献上している。準優ではきっちり逃げ切りたいところだ。

　その初日ドリーム戦で大穴の立役者となったのが櫻本あゆみ【冒頭の写真】だった。4カドからトップスタートを決め、内3艇をたたいて1マークをトップターン。5コースの海野ゆかりにまくり差されて2着に終わったが、カド速攻で波乱の展開をつくり出した。

　くしくも準優10Rは「1号艇・寺田千恵、4号艇・櫻本あゆみ」という初日ドリーム戦と同じ組み合わせとなった。4日ぶりの再戦はどんな結果となるのか見逃せない。

　準優10Rは予選2位の藤原菜希が1号艇だ。今年インは13戦11勝の1着率85％という圧巻の成績。2敗はいずれも男女混合戦で男子レーサーに敗れたものだ。藤原がイン戦で女子レーサーに敗れたのは昨年10月の芦屋戦が最後。7カ月以上も前になる。この準優でも鉄壁のイン戦を見せるのか。

　準優11Rは3号艇の戸敷晃美に注目したい。戸敷は2020年9月から産休に入っていたが、約1年5カ月間の長期欠場を経て今年2月にカムバック。今節が復帰5節目になる。徐々にレース勘を取り戻してきた印象で、今節はキレ味鋭いターンを連発。1･1･5･1･4･2着の活躍で予選7位に入り、2020年7月の芦屋オールレディース以来となる久々の準優出を果たした。

　戸敷はこれまで準優に8回乗っているが、5･5･3･6･6･4･5･4着と悔しい結果が続いてきた。今節は勢いに乗っているだけにデビュー初優出へ機運は高まっている。