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江戸川巧者の遠藤エミが初日12R1号艇で登場 江戸川ヴィーナスシリーズ

2022.05.10

 江戸川ヴィーナスシリーズ(5月11日~16日開催)が11日に開幕する。A1勢からは長嶋万記(静岡)、三浦永理(静岡)、遠藤エミ(滋賀)、浜田亜理沙(埼玉)、倉持莉々(東京)が参戦。今節は「準優2個レース制」で予選突破の枠が12人分しかないだけに、熾烈(しれつ)な得点率争いとなりそうだ。

 初日のメーンカードは12Rの「江戸川選抜」。以下のメンバーで争われる。

<江戸川 初日 12R 江戸川選抜>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀) 今年1コース1着率71%
2号艇 浜田亜理沙(埼玉) 今年2コース1着率44%
3号艇 倉持 莉々(東京) 今年3コース1着率31%
4号艇 長嶋 万記(静岡) 今年4コース1着率5%
5号艇 三浦 永理(静岡) 今年5コース1着率11%
6号艇 清水 沙樹(東京) 今年6コース1着率8%
 ※()は支部

 1号艇で登場するのは遠藤エミ【冒頭の写真】。前節の唐津オールレディースで優勝を飾り、2節連続Vを目指して江戸川に乗り込んできた。

 遠藤は江戸川を過去6節走って4優出3Vという好成績。2015年の江戸川男女ダブル戦で当地初出場でいきなり優勝を飾り、2回目の江戸川参戦となった2018年の一般戦では男子レーサーたちを破って優勝。さらに3回目の江戸川出場となった2018年オールレディースではオール2連対Vで圧勝と、当地3節連続Vを飾った経験もある。女子屈指の波乗り巧者が今節もV争いを引っ張りそうだ。

 対抗1番手は2号艇の浜田亜理沙か。今年2コースは5・1・6・2・1・1・1・4・2着で9戦4勝の1着率44%と好調だ。浜田も江戸川で4優出1Vの実績を持ち、現在3節連続優出中と当地好相性。遠藤にとって強力なライバルとなってきそうだ。

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 侮れないのは3号艇の倉持莉々【写真上】だろう。今年3コースで16戦5勝の1着率31%をマーク。特徴はスタートにあり、倉持は今年の平均STがコンマ15だが、3コースに限るとコンマ12とめっぽう速い。スリットで先手を奪って攻め込みたいところだ。

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