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近況波乱続く女子レース優勝戦 4号艇・谷川里江がカギ 多摩川オールレディース

2022.04.05

 多摩川オールレディース(4月1日~6日開催)は5日目が終了。6日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<多摩川 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 守屋 美穂(岡山) 今期1コース1着率78%
2号艇 落合 直子(大阪) 今期2コース1着率38%
3号艇 田口 節子(岡山) 今期3コース1着率27%
4号艇 谷川 里江(愛知) 今期4コース1着率36%
5号艇 平山 智加(香川) 今期5コース1着率12%
6号艇 大山 千広(福岡) 今期6コース1着率21%
 ※()内は支部

 予選トップ通過の守屋美穂【写真下】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。2月の若松男女ダブル戦と2月の桐生G2レディースオールスターに続く今年3回目の優勝に王手をかけた。守屋は今期イン27戦21勝で1着率78%という好成績。優勝戦でも鉄壁のイン戦を見せるのか。

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 ただ順当にはいかないのが近況の女子戦だ。今年に入って女子レース(オールレディース、ヴィーナスシリーズ、男女ダブル戦、レディースオールスター)は計15節行われているが、優勝戦でインが勝ったのはわずか5回だけ。まるで連鎖反応が起きているかのように優勝戦1号艇が負け続けている。

 今回も守屋にとっては一筋縄ではいかない優勝戦だろう。上のメンバー表を見てわかるとおり、2~5号艇には強豪がズラリ。コース別1着率で30%超が2人、20%超が2人もいる。

 特に気になる存在は4号艇の谷川里江【冒頭の写真】だ。今期4コースは28戦10勝で1着率36%という充実ぶり。10勝の内訳はまくり7本、まくり差し3本、差し0本で、自力で果敢に攻めている姿がうかがえる。今節も4コースは2戦2勝で、3日目8Rでは4コースからトップスタートでまくり差しを決め、4日目7Rでは4コースからトップスタートでまくりを決めている。優勝戦でも積極的に攻めてくる可能性大。展開のカギを握るのは谷川だろう。

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