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谷川里江や岩崎芳美らA1級勝負駆け選手が舟券のカギ 多摩川オールレディース

2022.04.02

 多摩川オールレディース(4月1日~6日開催)は2日目が終了した。2日目メーンカード12Rのドリーム2nd「多摩川の姉妹ドリーム戦」は2号艇の平山智加(香川)が快勝。2コースからのまくり強襲でインの大山千広(福岡)を破った。2着には4号艇の落合直子(大阪)、3着には3号艇の浜田亜理沙(埼玉)が入り、3連単2-4-3で5800円の22番人気決着となっている。

 さて今年も早いものでもう4月。選手にとっては期末勝負駆けの時期に入ってきた。2022年後期級別審査期間(2021年11月~2022年4月)は残り1カ月弱だ。

 今節出場メンバーのなかにはA1級ボーダー(現在6.20前後)付近の選手が何人かいる。

 まずは谷川里江(愛知)【冒頭の写真】だ。今節開幕時点で今期勝率は6.15。久々のA1級昇格が狙える位置にいる。その谷川が今節ここまで1・2・1着の活躍。初日に3コースまくり、2日目にイン逃げを決めるなど好走を連発し、堂々の予選首位に立っている。

 谷川は現在45期連続でA級。20年以上もA級の座を守り続けている。ただ最近8期はA2級にとどまっている状態。9期ぶりのA1級復帰へ意欲十分だろう。舟券的にも今月の谷川は要注目になってくるはずだ。

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 岩崎芳美(徳島)は今節開幕時点で今期勝率が5.87。A1級キープへ黄信号がともっている。その岩崎が2日目5Rで6コースまくり差しを決めて3連単4万円台の高配当を出す快走。今節ここまで2・2・1・2着のオール2連対で予選6位につける活躍だ。

 岩崎は前節の津オールレディースで今年初優出を飾るなど近況リズム上昇中。A1級死守に向けてエンジンがかかってきた。21期連続A級中の岩崎が底力を見せるのか目が離せない4月になる。

 そのほかでは今節開幕時点で今期勝率6.38の山下友貴(静岡)、同6.35の倉持莉々(東京)、同5.97の中村かなえ(東京)らがA1級勝負駆けの位置。これらの選手が今節のV争いも舟券も面白くする存在になってくる可能性大だろう。

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