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レースリポート

(C)BOATRACE鳴門

G1初参戦のB1級西岡成美、記念初勝利を飾る! 鳴門四国地区選

2022.02.08

きょう8日は鳴門のG1四国地区選手権競走3日目。ピットでは記念初勝利を祝う水神祭が行われた。
勝ったのはオール女子で争われた4Rの西岡成美(2号艇)【写真3枚とも】である。

(C)BOATRACE

「平高さんがインだったので勝つにはまくりかな…と思っていました。スタートは全速。その分伸びていきました」とはレース直後の言葉。その狙い通り2コースからまくったのだった。まさに値千金である。
さらに、「今大会は菅章哉さんから“伸びる調整”について教えてもらっています。とても貴重なのでたくさん学びたい」とも語った。
「B1級」「初G1」「女性」など、ややもすればもの怖じしかねない状況をまったく気にせず、逆に挑戦の舞台に転換しているのだ。
スケールの大きな女子レーサーに、位負けなどありはしない。

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高知県立大学在学中にボートレーサーを志望し養成所に合格すると休学。
デビュー後、復学した西岡成美。
当時は「現役女子大生プロレーサー」として内外の注目を集めていた。
その後、無事大学を卒業しプロ4年目に入っているが、こうした経歴にもスケール感がある。

優勝はないものの、昨年7月の尼崎と鳴門、さらに11月の大村で優出。今期適用勝率は5.33とA2級ボーダーだった5.35にあと1歩と迫っている。
さらに、鋭いスタートやスピードターンの評価も高く、「2022年の鳴門フレッシュルーキー」に選ばれている西岡成美。
そして、明るく素直で努力を怠らないしなやかな人間性こそが宝もの。
周囲の応援とともに今後ますます飛躍するはずだ。

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