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清水沙樹ら地元東京支部が初日5勝の活躍 江戸川ヴィーナスシリーズ

2022.01.23

 江戸川ヴィーナスシリーズ(1月23日~28日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「江戸川選抜戦」は1号艇の田口節子(岡山)がインからコンマ09のトップスタートで逃げ快勝。デビュー通算1499勝目をマークした。2着には4号艇の長嶋万記(静岡)、3着には2号艇の三浦永理(静岡)が入り、3連単1-4-2で1610円の5番人気決着となっている。

 さて華々しく幕を開けた江戸川ヴィーナスシリーズだが、初日に活躍が光ったのは地元の東京支部勢だ。開幕カードの1Rで生田波美音【写真下】が2コースまくりを決めると、4~7Rでは清水沙樹【冒頭の写真】が4コースまくり差し、高石梨菜がイン逃げ、黒澤めぐみがイン逃げ、稲生夏季がイン逃げと怒涛の4連勝。計5勝を挙げる活躍となった。

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 江戸川では最近3年間で女子レース(オールレディース、ヴィーナスシリーズ、男女ダブル戦)が6節開催されているが、東京支部の選手がのべ8人も優出。V争いを大いに沸かせてきた。前回の江戸川ヴィーナスシリーズ(2020年11月)で西舘果里がデビュー初Vを飾ったのも記憶に新しいだろう。

【江戸川女子レースでの東京支部の優出(最近3年間)】
2019年6月 VS 藤原菜希(2着)、倉持莉々(6着)
2019年11月 W  清水沙樹(2着)、倉持莉々(5着)、渡邉真奈美(6着)
2020年1月 AL 平田さやか(4着)
2020年11月 VS 西舘果里(優勝)
2021年5月 W
2021年6月 AL 渡邉真奈美(6着)
(※略称:VSはヴィーナスシリーズ、Wは男女ダブル戦、ALはオールレディース)

 今節は東京支部から田村美和、稲生夏季、清水沙樹、中澤宏奈、後藤美翼、高石梨菜、富樫麗加、黒澤めぐみ、倉持莉々、白石有美、生田波美音、佐藤ほのかの12人が参戦。前節の徳山男女ダブル戦で初Vを飾って勢いに乗る倉持や、その徳山戦で優勝戦1号艇(3着)に乗った富樫、前々節の大村オールレディースで優出するなどリズム上々の清水など楽しみなメンバーがそろっている。

 今節は準優2個レース制のため予選突破の枠は12の狭き門だが、東京支部12人のうち何人が準優・優勝戦へ勝ち上がってくるのか注目したい。

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