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平山智加が思い出の”多摩川優勝戦2号艇”でV奪取へ

2022.01.21

 多摩川オールレディース(1月17日~22日開催)は5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。

<多摩川 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 渡邉 優美(福岡) 今期1コース1着率74%
2号艇 平山 智加(香川) 今期2コース1着率55%
3号艇 中川 りな(福岡) 今期3コース1着率30%
4号艇 中村 桃佳(香川) 今期4コース1着率29%
5号艇 西橋 奈未(福井) 今期5コース1着率0%
6号艇 落合 直子(大阪) 今期6コース1着率25%
 ※()内は支部

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 予選トップ通過の渡邉優美【写真上】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。昨年10月の鳴門オールレディース以来となる優勝に王手をかけた。

 渡邉の優勝戦1号艇はこれが自身10回目。過去9回は1・1・3・1・1・1・1・1・5着で9戦7勝の好成績だ。ただ前回の優勝戦1号艇は昨年12月の戸田男女ダブル戦で、大山千広の3コースまくりに屈してイン戦5着に敗れている。雪辱を果たして通算9回目の優勝なるか。

 2号艇は平山智加【冒頭の写真】だ。平山の"多摩川優勝戦2号艇"といえば思い出すのは2020年の多摩川レディースチャンピオンだろう。2コースから意表を突いたまくりを決めて優勝したのが記憶に新しい。今節はどんな攻めを見せるのか注目だ。

 平山は今期2コースで4・1・2・1・3・5・1・2・1・1・1着の11戦6勝(1着率55%)と絶好調。昨年11月の多摩川レディースチャレンジカップ4日目には2コース差しでインの守屋美穂を破り、昨年12月の福岡クイーンズクライマックス3日目には2コース差しから道中接戦を制してインの遠藤エミを破っている。女子トップレーサーを次々と倒している近況だけに平山の2コース戦は侮れない。

 平山と渡邉は先日の大村オールレディース(1月3日~8日開催)でもV争いを演じ、平山が優勝、渡邉が優出2着だった。2節連続Vを狙う平山と今年初Vを狙う渡邉がどんな戦いを見せるのか目が離せない。

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