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(C)BOATRACE

ドラマ満載だった児島クラリスカップ 166走目で水神祭!松本怜

2022.01.16

ボートレース児島のヴィーナスシリーズ第18戦 クラリスカップは、土屋南【写真下】が3コースまくりを決め地元初優勝を果たした。
コンマ04のトップスタートから迷いなく攻め切ったレースについて、「産休明けをきっかに新しいことにチャレンジしたかった…」とホッとした表情で話した。

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準優のチルト3度が大冒険だったように、さらに取り付けを変えた3コースに入ることも冒険。勇気のいる選択だった。

10月に夫の佐藤翼が周年記念を取った水面で復帰3節目の妻が栄冠を勝ち得る…。児島は映画の舞台のようだった。

その水面で最終日、もうひとつのドラマがあった。
127期、松本怜【写真1枚目と3枚目】の水神祭である。
第1R4号艇で参戦した松本怜は4コースからコンマ07のスタートを決め鋭くまくり差した。

消防士として4年、厳しい世界に身を置きながら「人生を後悔なく過ごしたい」と考え「好きなボートレースの世界でやっていけたら…」と志望した松本怜。プロデビューすると池永太の門下生として研鑽(けんさん)を積んでいる。
「スタート力に加え、思ったところに舟を向けられる技術」を課題として166走目。
コンマ07でまくり差したのだからふたつのテーマをクリアしたようにみえるが、後続艇に追いかけられたことを反省し、「もっと練習しないといけないと痛感しました」と口にした。

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「明るさしか取り柄がないです」と底抜けの笑顔を弾けさせる松本怜の初勝利は、127期28人中19人目となった。
参考までに、この期は男女がほぼ同数ということもあり注目を集めた。女性が13名、男性15名であるが、水神祭を飾っている男子は10人。女子は松本怜で9人目となった。
「元気ハツラツ。ガツガツしたレースをしたい」と語る27歳の今後が楽しみだ。

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