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宇野弥生が徳山ヴィーナスシリーズVで女子賞金ランキング15位に浮上

2021.08.18

 徳山ヴィーナスシリーズ(8月13日~18日開催)が閉幕した。優勝戦は4号艇の宇野弥生(愛知)【冒頭の写真】が快勝。4コースからコンマ08のトップスタートでまくり差しを決めた。2着には先まくりを放った2号艇の高田ひかる(三重)、3着にはアウトからまくり差した6号艇の遠藤エミ(滋賀)が入線。1号艇の平高奈菜(香川)は高田にまくられ、まさかの5着に敗れ3連単4-2-6は49番人気で2万円ちょうどの高配当決着となった。

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 勝った宇野は6月の蒲郡ヴィーナスシリーズに続く今年2回目の優勝で通算16V。前節の浜名湖レディースチャンピオンでは節間0勝で予選35位敗退という悔しい思いを味わったが、その鬱憤(うっぷん)を晴らすような快走で頂点に立った。徳山では初Vとなっている。

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 宇野はこれで優勝賞金98万円を獲得。今年の女子賞金ランキングは今節開始前(8月12日終了時点)は18位だったが、3つ上がって15位まで浮上した。12位の選手とは約35万円差まで急接近。クイーンズクライマックス出場が射程圏に入ってきた。

 宇野は2012年の第1回クイーンズクライマックスに出場した実績を持つが、それ以降はあと1歩及ばず出場を逃すシーズンの連続。2013年以降の年間女子賞金ランキングは14位、26位、16位、27位、26位、20位、22位、20位だ。

 今年はまず3年ぶり3回目のレディースチャレンジカップ出場を果たし、その先にある9年ぶり2回目のクイーンズクライマックス出場を目指したいところ。次節は8月25日からの芦屋ヴィーナスシリーズを走り、次々節は9月7日から地元の常滑ヴィーナスシリーズに登場予定。目が離せない戦いが続く。

【2021年女子賞金ランキング】(8月18日、19時30分現在)
1位 遠藤 エミ 38,645,000円 (徳山優勝戦3着)
2位 平高 奈菜 32,067,000円 (徳山優勝戦5着)
3位 小野 生奈 28,611,266円
4位 田口 節子 23,938,000円
5位 渡邉 優美 23,200,266円
6位 守屋 美穂 22,317,000円
7位 竹井 奈美 21,765,000円
8位 寺田 千恵 21,328,000円
9位 三浦 永理 21,292,000円
10位 細川 裕子 20,916,000円
11位 櫻本あゆみ 20,141,000円 (徳山優勝戦6着)
12位 浜田亜理沙 19,955,595円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 松本 晶恵 19,844,000円 (徳山優勝戦4着)
14位 平山 智加 19,640,000円
15位 宇野 弥生 19,610,000円 (徳山優勝戦1着)
16位 西村美智子 19,456,000円
17位 海野ゆかり 19,073,000円
18位 鎌倉  涼 18,590,000円
19位 大山 千広 17,960,000円
20位 中川 りな 17,635,999円

27位 高田ひかる 15,795,000円 (徳山優勝戦2着)

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