渡邉優美ら女子賞金ランキング11、12、13位がＶ戦直接対決！　下関オールレディース

　下関オールレディース（7月25日～30日開催）は5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。

＜下関 最終日 12R 優勝戦＞
1号艇　渡邉　優美（福岡） 今年1コース1着率66％
2号艇　田口　節子（岡山） 今年2コース1着率40％
3号艇　浜田亜理沙（埼玉） 今年3コース1着率22％
4号艇　海野ゆかり（広島） 今年4コース1着率17％
5号艇　中田　夕貴（埼玉） 今年5コース1着率10％
6号艇　水野　望美（愛知） 今年6コース1着率5％
　※()内は支部

　予選トップ通過の渡邉優美【冒頭の写真】が準優11Rでイン逃げを決めてポールポジションを獲得。直前の準優10Rで1号艇の大山千広が5着に敗れて3連単13万2400円という大波乱が起こったが、渡邉は動じることなくきっちり勝ち切ってV奪取に王手をかけた。3月の大村オールレディースに続く今年2回目の優勝なるか。

　対抗一番手は2号艇の田口節子だろう。今年2コースは25戦10勝で1着率40％の好成績。現在2コース3連勝中だ。また田口は4日目11Rで3コース差しを決めてインの渡邉を破るレースもあった。3節連続Vに向けて再び渡邉に襲い掛かるのか。

　またこの優勝戦メンバーで注目したいのは女子賞金ランキングだ。

【2021年女子賞金ランキング】（7月29日現在）
1位　平高　奈菜　29,919,000円
2位　小野　生奈　26,694,266円
3位　遠藤　エミ　24,485,000円
4位　田口　節子　21,470,000円 （下関優勝戦2号艇）
5位　寺田　千恵　19,326,000円
6位　竹井　奈美　19,020,000円
7位　三浦　永理　18,961,000円
8位　細川　裕子　18,721,000円
9位　守屋　美穂　18,673,000円
10位 西村美智子　18,084,000円
11位 渡邉　優美　17,610,266円 （下関優勝戦1号艇）
12位 浜田亜理沙　17,587,595円 （下関優勝戦3号艇）
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 海野ゆかり　17,142,000円 （下関優勝戦4号艇）
14位 鎌倉　　涼　16,817,000円
15位 松本　晶恵　16,692,000円
16位 宇野　弥生　16,669,000円
17位 平山　智加　16,411,000円
18位 大瀧明日香　16,241,000円
19位 中村　桃佳　15,653,000円
20位 中川　りな　15,264,999円
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32位 水野　望美　12,812,000円 （下関優勝戦6号艇）
40位 中田　夕貴　12,065,000円 （下関優勝戦5号艇）

　優勝戦1号艇の渡邉優美が11位、3号艇の浜田亜理沙【写真上】が12位、4号艇の海野ゆかりが13位という状況。クイーンズクライマックス出場ボーダーラインを挟む3人が優勝戦で直接対決することになった。しかも11位渡邉と12位浜田の差はわずか2万2671円だ。

　今節の優勝戦の賞金額は、1着から順に105万円、75万円、60万円、48万円、45万円、42万円となっている。1着と6着では63万円も差がある。ボーダー付近が大きく動く可能性がある一戦だけに、年末に向けた大一番のひとつといって間違いないだろう。