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初日12Rは近況センター好調な寺田千恵に注目 尼崎ヴィーナスシリーズ

2021.07.06

 尼崎ヴィーナスシリーズ(7月7日~12日開催)が7日に開幕する。A1勢からは寺田千恵(岡山)、海野ゆかり(広島)、大瀧明日香(愛知)、細川裕子(愛知)、宇野弥生(愛知)、三浦永理(静岡)、遠藤エミ(滋賀)、小野生奈(福岡)が参戦だ。

 初日のメーンカードは12Rの「記者選抜戦」。以下のメンバーで争われる。

<尼崎 初日 12R 記者選抜戦>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀) 今年1コース1着率79%
2号艇 小野 生奈(福岡) 今年2コース1着率18%
3号艇 細川 裕子(愛知) 今年3コース1着率4%
4号艇 寺田 千恵(岡山) 今年4コース1着率17%
5号艇 大瀧明日香(愛知) 今年5コース1着率8%
6号艇 海野ゆかり(広島) 今年6コース1着率6%
 ※()内は支部

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 1号艇の遠藤エミ【写真すぐ上】は今年イン39戦31勝で1着率79%という強さ。圧倒的な人気を背負ってのイン戦になるだろう。

 2号艇の小野生奈は現在3節連続優出中と好リズム。最近10節で8優出1Vと好調な走りが続いている。今節もV争いを沸かせる存在となるか。

 ちなみに1号艇・遠藤、2号艇・小野という枠番で対決するのは約3カ月ぶり。4月の福岡ヴィーナスシリーズの2日目12Rドリーム戦以来だ。あのときは遠藤がインから5着、小野が2コースから4着と共倒れするまさかの展開に。3連単3万5720円の大波乱決着だった。

 そのレースで波乱の立役者となったのが寺田千恵【冒頭の写真】だ。3コースからまくって遠藤と小野をまとめて撃破。底力を見せつける一戦だった。今回も寺田は4号艇に入っており、遠藤と小野の姿をセンターから見据える位置に。3カ月前の再現を演じるのか注目だ。

 寺田は前節の桐生オールレディースで優勝するなど現在3節連続優出中と好調。特に今期に入って3・4コースで合計20戦9勝の1着率45%とセンター戦での強さが光っている。尼崎センタープールで大暴れしそうな気配十分だろう。

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