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優勝戦は三浦永理の出番? 静岡91期コンビが団体戦のカギ握る 宮島

2021.05.09

 宮島でのボートレースレディースVSルーキーズバトル(5月5日~10日開催)は5日目を終了した。各レースの1着選手と団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。

1R☆井上 忠政 1コース逃げ
2R★寺田 千恵 1コース逃げ
3R☆高橋 竜矢 2コース差し
4R☆畑田 汰一 1コース逃げ
5R☆宮之原輝紀 5コースまくり差し
6R☆宗行 治哉 1コース逃げ
7R★三浦 永理 4コースまくり差し
8R★栗城  匠 6コースまくり差し
9R 宮之原輝紀 1コース逃げ
10R 實森 美祐 1コース逃げ
11R 上田 龍星 1コース逃げ
12R 田口 節子 1コース逃げ
(※★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得)

 5日目はレディースが3点、ルーキーズが5点という結果になり、5日間合計の団体戦ポイントはレディースが18点(初日5点、2日目2点、3日目5点、4日目3点、5日目3点)、ルーキーズが21点(初日3点、2日目6点、3日目3点、4日目4点、5日目5点)に。ルーキーズが3点リードを奪って最終日へ向かうことになった。

 また優勝戦の組み合わせが決定。以下のメンバーで争われる。

<宮島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 上田 龍星(大阪) 今年1コース1着率84%
2号艇 田口 節子(岡山) 今年2コース1着率33%
3号艇 吉川 貴仁(三重) 今年3コース1着率16%
4号艇 長嶋 万記(静岡) 今年4コース1着率0%
5号艇 三浦 永理(静岡) 今年5コース1着率5%
6号艇 片岡 大地(東京) 今年6コース1着率10%
 ※()内は支部

 絶好枠は上田龍星。通算9回目の優勝に王手をかけた。上田の優勝戦1号艇はこれが7回目で、過去6走は1・1・1・1・3・1着で1着率83%の好成績。敗れたのは昨年のヤングダービーの1回だけだ。またポールポジション過去6走のSTはコンマ02、04、14、03、06、08で実にゼロ台スタートが5本。今節も鋭いスタートで先手を奪って逃げ切るのか。

 対抗一番手は3号艇の吉川貴仁か。2019年6月のびわこレディースVSルーキーズバトルで3コース差しを決めてデビュー初Vを飾っており、再び赤いカポックで魅せるのか注目だ。史上初の個人戦2Vを狙う。

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 レディースからは田口節子、長嶋万記【写真上】、三浦永理【冒頭の写真】が優勝戦に勝ち上がってきた。

 団体戦勝利のカギを握るのは5号艇の三浦か。今節は団体戦5走で1・1・1・3・1着の大活躍。6コースまくり差し、イン逃げ、3コースまくり、4コースまくり差しと多彩な技で1着を量産してチームに貢献してきた。今節はダッシュ戦で好レースを連発しているだけに優勝戦外枠でも目が離せない。三浦は前節の常滑オールレディースでも優勝戦5号艇に乗っており、まくり差しで展開を突いて3着に入る好走を見せたばかりでもある。

 レディースチームは4号艇の長嶋がカドから攻め、5号艇の三浦が展開を突く形に持ち込めれば勝機が広がってきそうだ。静岡91期コンビが団体戦優勝へのキーパーソンになる。

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